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ダサい恋ほど、後から振り返るとキラキラしている

  • 2017.3.5

「彼と会えばいつもケンカになる・・・・・・」とか、「わたしはなぜか、いつも彼に尽くしすぎてしまう・・・・・・」こんな人は「わたし以外の多くの女子は、もっとキラキラしているステキな恋愛を楽しんでいるんだろうなあ、いいなあ」と思ったことがあるかもしれませんね。
でも、どこのカップルだって似たり寄ったりですし、むしろダサい恋のほうが、あとから振り返ったときキラキラしているものです。
今回は、こんなお話をしたいと思います。

■キラキラしている恋

恋愛って、たとえば、デートの待ち合わせはプラネタリウム、プラネタリウムの暗がりで手をつないで星空を見て、見終わったら街をブラブラして、夕飯はしゃれたお店で、ごはんが終われば、オトナなバーで少しお酒を飲んで、彼が彼女を送ってくれる・・・・・・そういうデートの中で、とくに男女で言い争うこともなく、おだやかな会話がある・・・・・・これで十分だと言う人もいますよね。
十分どころか、こういうデートが理想のデートだと考えている女子もいるでしょう。


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もちろん、これで十分なんです。
男女で「仕事とわたし、どっちが大事なの?」とケンカすることなく、将来設計の話のとき「人生とは?」とか「生きるとは?」なんていう哲学的なテーマで論争することなく、ロマンティックな雰囲気を、口数少なく楽しめたら、それで十分かもしれませんよね。


そしてそういう夢のような時間だって、あとから振り返ったとき、すごくキラキラしている思い出として、記憶の中で輝いているものです。
もっとも、たいていの場合、こういう夢のようなデートって、男子がお金を払うことのほうが多いでしょうから、男子は大変です。
が、やっぱり男子だって、「いい彼女といい交際ができたなあ、あの彼女と過ごした時間って、よかったなあ」と、なつかしく振り返るものなのです。

■あの彼がいたから、今のわたしがある

でも、若い男子と若い女子が寄り集まって恋愛をしたら、どうしてもリアルなことでケンカになるでしょう。
彼が女友だちと飲みに行くと嫉妬する彼女だっているでしょう。その嫉妬に彼が怒り出してケンカになることだってあるでしょう。
あるいは彼が転職したいと言い出して、でも彼女のほうは彼と結婚したくて、「今の職場でもう少し我慢してよ」と彼女が言い、彼が「無理」と言って口もきいてくれなくなったとか・・・・・・。


***


若い頃の恋愛って、結局のところ、男女ともにこれからの人生のために、きちんとした基盤をつくっていくときの恋愛ですから、どうしても自分探しをしている男子と女子とのぶつかり合いになることがあるものです。
そういう恋って、パッと見ダサかったりします。


でも、あとになって振り返ると「あの彼女がいたから、今のおれがある」「あの彼がいたから、今のわたしがある」と思えてくるのです。なぜか。
そしてそういう思い出って、キツイことがあったときに、なぜかふと胸によみがえってきて、生きる元気を与えてくれるのです。
ダサい恋は、あとになって、あなたの、そして彼の心を温めてくれるのです。(ひとみしょう/ライター)


(ハウコレ編集部)

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