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恐るるなかれ! 先輩ママに聞く、イマドキ女子小学生

  • 2017.3.4

昔は「子ども」といえば無邪気なもので、恋愛などに関心を持つのは中学生になってから、というイメージがあったかもしれません。

しかし、イマドキの小学生は恋人がいる子もおり、発育状況も親たちが子どものころとは変わってきています。そんな現状にどう対処すればいいのか? 先輩ママたちの経験談を紹介します。

(c) milatas - Fotolia.com

■中学年でも体に変化が!?
「うちの娘は成長が早かったので、4年生のときからブラジャーを着けています。恥ずかしいと嫌がるかと思ったけれど、ほかにも着用している子はいるみたいだし、優越感にひたれるのか、『これ、かわいいから自慢できる!』なんて喜んでいました。

初潮についても、3~4年生で迎える子が増えているらしく、4年生の時に保健体育の授業がありました。『お母さんも生理なの?』といきなり聞かれたときには驚きましたが…。娘は授業ではよく理解できなかったようなので説明しましたが、心はまだ子どもなんだなぁと少しホッとした思い出があります」(41歳・小学6年生のママ)

私が子どものころは、ブラジャーを着けているのは高学年の一部の女子、保健体育も小学5年生の臨海学校の前に受けた記憶があります。

しかし、最近の子は発育がいいようで、こうした教育も前倒しになっている学校もあるようです。ほかのママからも「娘の友だちが小3で初潮を迎えた」「小6の娘がまだ生理が来なくて悩んでいる」という声が…。

ママとしては驚くかもしれませんが、こうした現実を受け止めつつ、性に対して教えてあげられるといいですね。このとき、学校ではどこまで教わったかを聞き出し、そのレベルに合わせて話すと、子どもにもわかりやすくなるでしょう。

また、発育には個人差があります。「ママが初めてブラジャーをしたのは中学生のときだよ」といった経験を話してあげると、子どもは安心できるかもしれませんね。

■恋の話しがしたいお年頃
「うちの娘は4月から6年生になりますが、彼氏持ちのお友だちが多いといいます。うちに遊びに来ても、恋バナをして盛り上がっているそうです。

そんな彼氏とのデートといえば、近所のショッピングセンターに行く程度。恋に恋したい年頃かもしれないし、親にもオープンに話してくれるので、しばらくは様子見です」(39歳・小学5年生のママ)

思春期を迎えれば、異性に関心を抱くことは珍しいことではありません。人を好きになることで成長することもあるでしょうが、小学生にはちょっと早いかも? なんて思ってしまいますよね。

小学校高学年になると、性に関する知識を得たり、興味がわいてきたりする年頃。さらに反抗期も迎えるので、完全に否定するのではなく、親子のコミュニケーションを密にしながら見守っていくのがいいかもしれません。

■子どもの「思春期」、親子でどう向き合う?
体や恋愛の変化といったことは、親子間ではなかなか話しにくいもの。とくにふだんから「あれはダメ」「これをやりなさい」と厳しい親に対しては、子どもが相談しにくいことも。私自身もそうで、初潮を迎えたときすら親に言い出せませんでした。

ふだんから子どもと話す時間を作る、子どものやることをすぐに否定せずにまずは見守るなど、相談しやすい雰囲気を親が作ってあげること。こうしたことを子どもが思春期を迎える前にやっておくとよさそうです。

子どもを取り巻く環境は、時代によってどんどん変わっていきます。その変化についていけず、驚かされることもしばしば。もちろん個人差はありますが、こうした事例を受け止めておくことも大事です。ただショックを受けるだけではなく、子どもにどう接したらいいかわかるかもしれません。
(藤井蒼)

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