ヨーロッパ風なのにチャイナ風？エレガントなシノワズリを使ったインテリアコーデ集

17世紀の中ごろから18世紀中ごろまでヨーロッパで流行した「シノワズリ」。中国のテイストを取り入れたこの美術様式は、ヨーロッパの雰囲気なのにどこかチャイナ風。そんな美しい様式を取り入れたインテリアをご紹介します。

それまでヨーロッパの美術様式では左右対称が基本でしたが、こちらの植物柄のように自然な植物と同じように左右非対称なモチーフは、中国の絵画をお手本にしたものです。

のびやかでどこまでも自然に近い雰囲気は明るいダイニングスペースにピッタリですね。

こちらの落ち着いた色柄はベッドルームの雰囲気にピッタリです。描かれた鳥がオリエンタルなイメージですね。

こちらはバスルームの壁一面にシノワズリの絵柄をもちいたインテリア。こんな壁のバスルームなら森の中のお風呂にいるみたいな気分になりますね。

こちらはチャイナドレスにもちいられるような柄のファブリックを取り入れたインテリア。ホワイトとブルーの配色がさわやかです。

窓のシェードに使われたファブリックの雰囲気と唐草模様を思わせる壁がシノワズリなインテリア。

中国風の縁どりがされた鏡。絵やファブリックの文様だけでなく、家具にもチャイナテイストのものが取り入れられています。

中国風の柄と形が特徴的なライティングデスク。こんなデスクに座ったら、中国風景のように詩的な文章が書けそうですね。

チャイナテイストが印象的なドレッサー。鏡の前に置かれたランプの台にもシノワズリの柄が描かれています。

シノワズリのお部屋には本当の中国家具を取り入れたインテリアも。こちらのチェストはシンプルですが、取っ手など中国の雰囲気が出ていますね。

全面に中国の絵が書かれた漆塗りの家具。バーコーナーとして利用しているようですが、扉を閉めると中が見えないからリビングにあっても違和感がないですね。

鏡の周りの装飾がシノワズリの雰囲気そのもの。壁を赤い格子柄にしてさらに中国の雰囲気を盛り上げています。

シノワズリを使ったインテリアをご紹介しましたが、いかがでしたか？壁紙の柄やファブリックなど自分の部屋にも取り入れたいアイディアがたくさんですよね。ぜひ参考にしてみてくださいね。