9種のスイーツを一皿で。金沢近郊の人気カフェで味わう、いちごづくしの春色プレート

「Pâtisserie La Nature （パティスリー ラ・ナチュール）」と「La Nature Cafe（ラ・ナチュール・カフェ）は、2002年にオープンし、現在、金沢とその近郊で4店舗を構える人気のお店です。御経塚本店のカフェで人気なのは、9種のスイーツがセットになった「マンスリープレート」。いろいろな味を試すことができる、楽しみがいっぱいの人気のケーキセットなんですよ。

金沢駅から車で約15分、野々市市御経塚にある「パティスリー・ラ・ナチュール」は、円形の白い建物が目をひくお店。ケーキ、タルト、焼き菓子、マカロン、ソルベなどのほか、季節ごとの商品も豊富で、いつ来ても新しいものがあると評判です。

隣接する「ラ・ナチュール・カフェ」は、白を基調にした明るくゆったりとした店内。ランチメニューもありますが、一番の人気は、お友達とシェアするのも楽しい、9種のスイーツがワンプレートに盛られた「マンスリープレート」です。

季節ごとのスイーツを堪能できる「マンスリープレート」

秋の栗、冬のクリスマスなど、季節に合わせたテーマで登場する「マンスリープレート」ですが、1年の中でも最も人気が高いのが、春の「ストロベリー・ストロベリー・ストロベリープレート」（ドリンクバー付1850円）です。今年から期間を1ヶ月伸ばして、3月から5月まで楽しめるようになりました。今回のプレートには、定番のショートケーキはもちろん、人気メニューを復活させた「ジゴロ（いちごとチョコのムース）」やマスカルポーネを使った「いちごクラフティー」など、いちごづくしのスイーツが並びます。

定番の「ショートケーキ」は、軽い食感のスポンジとコクのある生クリームがいちごの酸味とともに口いっぱいに広がります。「ラ・ナチュール」のケーキは、開店当初から、生クリームの風味が違うと評判でしたが、実は、当時まだ金沢では流通していなかったメーカーの生クリームをわざわざ取り寄せて作っていたそう。そんなショートケーキばかりでなく、おいしいスイーツを9種類も一度に楽しめる、なんとも贅沢なプレートです。この「ストロベリー・ストロベリー・ストロベリープレート」（単品1650円）は、金沢市諸江町の「ラ・ナチュール・プリュス」でも味わうことができますよ。

50種類の色とりどりのマカロン

カフェで季節のスイーツを堪能した後は隣接するパティスリーへ。お客様に360度ぐるりと歩いていろいろなスイーツをじっくり見て欲しいと、ショーケースは回遊できるように円形に配置されています。

目をひくのは、常時24種、年間で50種類以上のフレーバーが登場する「マカロン」（各200円）。チョコレートクリームの「スィート」、「ピスタチオ」、「メープル」など定番フレーバーから、春の「サクラ」、夏の「トマト」、秋の「柿」、冬の「柚子」といった季節限定フレーバーまで、どれも味や色合いが個性的です。サクッと軽い食感の生地に工夫が凝らされたクリームがたっぷりとサンドされています。

「こだわらないことがこだわり。お客様にとってのベストを追求するために、自然体で、シンプルなケーキ作りを心がけたい」と話すオーナーシェフの高山勝さん。定番のショートケーキでさえ、嗜好の変化に合わせて粉から見直してしまうほどの潔さで、新しいものを次々と登場させてくれます。訪れるたびに新たな発見に出会える「ラ・ナチュール」で、その日の気分にぴったりのスイーツを探してみてくださいね。