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お酒と一緒に手軽に味わえる。横丁系静岡おでんの代表店「おでんや おばちゃん」

  • 2017.3.2

夜に営業し、おでんをつまみにお酒を楽しむ「横丁系」の静岡おでん。かつて、市の中心部にあった約200台もの屋台群が都市開発にともなってほとんどが撤去されました。このうちの一部が集まって、せまい通りに専門店がひしめく「青葉横丁」と「青葉おでん街」が形成され、伝統の味を守っています。静岡おでんのおすすめ店第2弾は、名物店主が迎えてくれる賑やかな横丁系の名店をご紹介します。

店内はユニークな遊び心にあふれ、和やかなムード

静岡の街中に突如あらわれるレトロな空間「青葉横丁」と「青葉おでん街」。昭和の面影を残すせまい通りに、赤ちょうちんを掲げた小さなお店が軒を連ねます。その「青葉横丁」の一角にあるのが、「おでんや おばちゃん」。
「静岡おでんといえば、おばちゃんが切り盛りしているイメージ」という理由から、男性ながら、割烹着に三角巾スタイルで店に立つ店主。親しみやすさ、居心地の良さが随所に散りばめられ、会話や空間をとことん楽しんでもらいたいという、店主の心遣いが感じられるお店です。

おでんは、牛すじ、ふわ、しのだ巻き、なると、厚揚げなど全25種類あり、持ち帰りもOK。迷ったら、まずは「おでん5本盛り」を。素材の味を活かしながらも、ダシがしっかりしみたお酒にぴったりの味です。

おでん以外にも、黒はんぺんフライ、ハムカツ、あじ干物沼津揚げなど、気軽に楽しめるおつまみがそろいます。

おでんのおともは「静岡割り」が定番

静岡おでんのおともといえば、焼酎を静岡茶で割った「静岡割り」が定番。おでん、黒はんぺんフライ、静岡割りの3つが、静岡の夜を楽しむ“三種の神器”です。
「おでんや おばちゃん」では、藤の花をイメージした「藤枝ハイボール」も人気です。

店主の明るい人柄もあり、隣り合った初対面のお客さん同士でも話が弾みます。店内には「47都道府県+海外用1冊」のノートがあり、あらゆる地域からの来店者がメッセージを書き込むことができます。「おばちゃん」に集まる人との縁やつながりを感じられます。懐かしいレトロな雰囲気と、「おばちゃん」の笑顔に会いにいってみてください。

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