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彼に飽きてからが本当の恋

  • 2017.3.1
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彼に飽きたから別れます・・・・・・でも全然かまわないんだと思います。なぜなら恋愛って、我慢しつつやるものでは決してないからです。
でも、飽きたから別れる・・・・・・だけでは、ちょっとつまらないかも。
今回は、彼に飽きてからがホントの恋だということについて、一緒に見ていきたいと思います。

■恋の本番

彼に飽きたら、たとえば彼女はどうするのか?
わかりやすい(わかりやすすぎる)例を挙げるなら、彼に内緒で浮気をしますよね、あくまでもたとえばですが。
で、浮気しちゃったら、彼に少なからず罪悪感を覚えると思います。そこからが、あなたと彼の恋の本番だということです。


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あるいは、浮気をせずとも、彼に内緒で男友だちと飲みに行ったりして、次の彼氏候補を探す人もいるかもしれません。
彼に内緒で次の彼氏候補を見つけるようになった時点が、彼とのホントの恋の始まりだということです。
つまり、彼とのキラキラしたときめく時間が過ぎてからが、ホントの恋の幕開けなのです。

■同じ状況は、永遠には、絶対に続かない

恋愛のキラキラしたところだけを楽しむというのは、たとえばイチゴの先っちょだけを食べるようなものです。あるいは切ったスイカの先っちょのほうだけを食べるようなものです。
甘くておいしい先っちょだけを食べ続けたいと思ったこと、ありますよね?


が、そうは思わない人もいます。イチゴって、まるまる全部食べたほうがおいしいじゃん、みたいなことを言う人。で、飽きずにいつまでもイチゴの甘いところも、酸っぱいところも、全部食べ続ける人。
恋愛でいえば、10年も20年も「ホントに彼のことが好きです。1回も彼に飽きたことがありません」と言う人。そういう人は「すばらしいカップル」としてフューチャーされます。なぜなら、ホントに珍しい存在だから。
ふつうは、飽きます。飽きてふつうです。


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飽きたら、そのあとになにが残るかといえば、誰にとってもパッとしない日常が残ります。
彼と頻繁に会っている彼女の日常とは、たとえば彼の部屋にトイレットペーパーを下げて行くことかもしれない。彼の洗濯物をたたんであげることかもしれない。
ああ、もうこんなパッとしない日常生活なんて嫌だ。それに彼に飽きたし・・・・・・でも、平凡の中で彼をふたたび好きになれるポイントを見つけた恋は、すごく強いです。

■恋が愛に変わる瞬間

恋愛のキラキラって、お互いにいいところを見せ合っているようなものです。
でも平凡の中で、さしていいとも思えない自分を相手に見せながら彼と一緒にいて、その中でお互いに相手のいいところを再発見できたら、これは本物の恋です。その恋は、これまで以上に楽しく輝いたものになります。
誰だって平凡を生きている以上、その平凡の中で見つけたものって、かけがえのないものなのです。


だから、彼に飽きたなと思えば、引き続き、飽きたままで、ぼ~っと彼とつきあい続けてみるのも、ひとつの方法です。
同じ状況は、永遠には、絶対に続きません。平凡からなにかを発見して(あるいは、平凡がなにかを発見させてくれて)、恋はやがて愛へと変わってゆくのです。(ひとみしょう/ライター)


(ハウコレ編集部)

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