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【厳選まとめ】ゆっくり読書を楽しみたい。盛岡のクラシカルな名喫茶店

  • 2017.3.1
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カフェ文化が根づく街、盛岡。川辺のノスタルジックな風景に溶けこむ喫茶店や、コーヒーや紅茶の味を追求した専門店など、盛岡には個性溢れる名店がたくさん集まっています。ゆるやかな時間の流れにのんびり身をまかせて、ひとやすみしませんか?

宮沢賢治ゆかりお店。「光原舎 可否館」

JR盛岡駅から徒歩10分ほど。宮沢賢治の生前唯一の童話集『注文の多い料理店』を出版したことでも知られる光原社(こうげんしゃ)があります。現在は、日本はもちろん世界各地の工芸品や手仕事の品がそろうお店となっています。敷地内の喫茶「可否館(こーひーかん)」では、白壁に木とレンガが調和したクラシックな空間で、1杯ずつ丁寧に淹れられるコーヒーを民藝の器でいただくことができます。キャラメルがけのくるみをはさんだ名物「くるみクッキー」と一緒にどうぞ。

まるでジブリの世界。川辺に佇む「ふかくさ」

盛岡の中心部である岩手県庁・市役所から徒歩5分ほど。中津川のほとりに佇むのが、老舗喫茶店「ふかくさ」です。
開け放った窓から入り込む風と日差しを感じられる、窓際のテーブル席が人気。晴れた日には、用意されたテラス席でコーヒー片手にくつろぐこともできますよ。蔦が絡まりどこか幻想的な雰囲気が漂う外観は、盛岡の美しい風景にぴったりマッチしています。

盛岡の街とともに時を刻むアンティークな喫茶店「六分儀」

岩手県庁から徒歩8分ほどのところにあるのが、ご夫婦二人で40年近く変わらない味を守り続けてきた老舗喫茶店「可否 六分儀」。挽きたての豆で淹れたコーヒーは、香りも味も格別です。アンティークの古時計やレコード、店主による銅版画や作家の作品が並ぶ店内には、なつかしい雰囲気が漂っています。

閑静な住宅街の珈琲専門店。「機屋」

バス停・中央通2丁目から徒歩3分ほど。県内でも数少ないオールドコーヒーが楽しめる珈琲専門店「機屋」は、閑静な住宅街の中にあります。
10年以上寝かせた豆を自家焙煎し手縫いのネルフィルターを使って、じっくりと淹れられたコーヒーは、濃厚で奥深い味だと評判です。お隣の「本町菓子店」のお菓子とともに味わってみてください。

昭和レトロな雰囲気が魅力の純喫茶「リーベ」

盛岡駅からのんびり歩いておよそ20分。盛岡城跡公園に隣接する桜山神社エリアで、45年以上営業を続けている「ティーハウス リーベ」は、モーニングからランチ、夜カフェまで多くの人が訪れる、まさに盛岡市民のオアシス。
人気の「コーヒーゼリーパフェ」は、足のついたグラスにアイスクリーム、ゼリー、コンデンスミルクを重ね、フルーツとホイップクリームで飾り付け。花柄の受け皿との組み合わせもすてきで、背筋を伸ばしてお行儀よく食べたくなるたたずまいです。

蔵を改装した、クラシカルな隠れ家喫茶「茶廊 車門」

岩手県庁から徒歩10分ほど。うっかりすると見逃してしまいそうな隠れ家喫茶が「茶廊 車門」です。歴史のある蔵を改装した、クラシカルな雰囲気の店内には時計がなく、ゆったりとした時間が流れています。夏の人気メニュー「あんみつ」や「豆寒」などの甘味のほか、看板メニューの「ハヤシビーフライス」もランチに人気だそう。

地元で愛される、プリンがおいしい喫茶店。「クラムボン」

岩手県庁から徒歩7分ほどのところにあるのが、自家焙煎コーヒー豆の喫茶店「クラムボン」。宮沢賢治の童話「やまなし」を読んだことのある人なら、思わず店名に惹かれてしまうのでは?
コーヒー豆を買いにくる地元の人も多いこのお店の名物は、手作りのプリン。なめらかでコクのある「カスタードプリン」と、その時々によって変わる「変わりプリン」からお好きなものを選んで。

繊細な紅茶の味わいを楽しむ専門店。「紅茶の店 しゅん」

岩手県庁から徒歩8分。「紅茶の店 しゅん」は、創業30年の紅茶専門店です。吹き抜けが印象的な店内は、開放的で木のぬくもりが感じられます。シーズンごとに茶園を選別し、茶葉を直接仕入しているというこだわりの紅茶に合わせて、紅茶の香りを邪魔しないようスイーツの甘さは控えめだそう。紅茶はもちろんのこと、おいしいと評判なのがピクルスにミニココット、ラッシー、紅茶がセットになった「わがままカレー」です。インドで紅茶を買い付ける際に、一緒に仕入れるというスパイスがおいしさの理由。トマトのフルーティーさと30種以上の本場のスパイスの辛さが好相性なんです。盛岡市内に点在する喫茶店の数は25軒以上。長く愛され続けるお店に加えて、新しいカフェも続々と増えているんですよ。訪れる度、新たな発見があるはず。

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