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デルヴォーの春、可愛さあまって欲しさ100倍!

  • 2017.3.1
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2月28日、パリコレがスタート。これからしばらくモード界は新しく発表される2017年秋冬の話題でいっぱいになることだろう。でも、現実は、これからが春本番。暖かな日差し、陽気な気分、爽やかな風……明るい色が欲しくなる。というわけで、いまブティックで入手できるデルヴォーの“春”を紹介しよう。

昨年10月、2017年春夏コレクションの展示会場。春が早くもここにあった。

甘いパステルカラー、大胆なカラー・コントラスト、夢のようなカラー・ミックス……なにもかもがまるで虹のようで、とにかくカラフル! ミニ・ブリヨンにはジェル加工によって色の深みと輝きが倍増のヴェルニが登場した。ただでさえキュートなミニだけど、この愛らしさにはさらに目が釘づけにされてしまう。ブリヨン マジック。これはカラフルな複数色が虹のように広がる秘密を宿したデザインだ。色の魅力があふれたバッグの新作は豊富で、語りきれないほど。

左:この輝き! ブリヨン・ミニ・ヴェルニ・ジェル。右:ブリヨン・ミニと花のショルダーベルト。

ブリヨンだけでなく、タンペットもマダムも何もかもがカラフルなシーズン。

レインボーカラーのトワール・ドゥ・クイール。

左:ブリヨン・マジック。右:サイドがバイカラーのブリヨンGM。

左:手前はタンペート・ミニ。インディゴとシトロンの組み合わせが新鮮。右:マダムのミニもインディゴとシトロン。

1829年創業以来の確かな技術を誇るデルヴォーだけど、伝統にあぐらをかくことなく、日々革新を遂げている。そしてこの春、新たなテクニックによるバッグが誕生した。「タンペート」50周年記念のパピヨンモチーフがそれ。有名なロールシャッハ心理テスト的な効果を求めて、職人がモチールを手でペイントしたレザーを2枚折り重ね……これにはブルーラッカー5色が用いられている。また、「アリゲーター・レインボー」は、カットアウトしたアリゲータースキンから、ソフトカーフのリラ、シトロン、ヌードといった淡いレインボーカラーが顔をのぞかせるという凝った作業が施されている。

左:タンペート誕生50周年記念のスペシャル。右:デルヴォーのサヴォワール・フェールがフルに活用されたアリゲーター・レインボー。

Delvaux Palais Royal
Jardins du Palais Royal
151-154 Galerie de Valois
75001 Paris
tel 09 67 19 93 28
営)11:00~19:00
休)日

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