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自分から提案ができない… 仕事がうまくできないときの対処法【心屋仁之助 塾】

  • 2017.2.28
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メディアで話題の心理カウンセラー、心屋仁之助さんとその一門があなたの相談に答える「凍えたココロが ほっこり温まる、心屋仁之助 塾」。今回は、「仕事がうまくできない」という、みかんさん(25歳・接客業)に、心屋塾上級認定講師の小林威之さんからアドバイスをいただきました。

© oksanazahray - Fotolia.com

■みかんさんのお悩み
はじめまして。私はドラッグストアで勤務して8年目になる25歳です。高卒で働きはじめました。いまは化粧品を担当しているのですが、お客様に対して自分からの提案がなかなかできず、実績を伸ばすことができないでいます。

毎月お客様に紹介をする取り組み商品があるのですが、

思うように提案できない → 紹介しないから売れない

という負のループからぐるぐる抜け出せません。

自分に自信がなく、毎回同じところでぶつかり前に進めません。本当は断られてもいいから紹介をしたいと思っています。甘いのはわかってるのですが、一歩前に進む方法を教えてください。

■心屋塾上級認定講師の小林威之さんより
みかんさんこんにちは。心屋流カウンセラーの小林威之です。高校を卒業されてから8年もドラッグストアに勤務されているのですね。とても素晴らしいですね。

私は大学を卒業してから転々とし、フリーターを3年ほど、そのあとIT系のサラリーマンを7年ほど、2つの会社で勤めました。そのあとカウンセラーとして起業しましたが全てが順風満帆、というわけではありませんでした。

どちらかというと失敗の連続で周りに迷惑をかけるし、自分に自信が持てないし、だからといって人に頼るのが得意というわけでもなく、うまくいかないことを他人のせいにしては自分が傷つくのを恐れていました。

心理学、カウンセリングを学び出したのも人の役に立ちたいという前向きな考え方よりも、自分自身に絶望してダメな自分をなんとかしたいというネガティブな思いから始まりました。

みかんさんは私が心理学やカウンセリングを学び出したときよりも、とても前向きで本当に素晴らしいと思います。

さてみかんさんのお悩みは売り上げを上げたい、もっとお客様に商品を買ってもらいたいということでしょうか?

接客・販売にはいろいろなやり方やマニュアルがあります。業界やお店、先輩や同僚などによっても、さまざまなパターンがあります。

みかんさんは「積極的にガンガンお客様に売り込んでいく」というやり方が、イマイチ自分には合っていないと感じているのではないでしょうか?

確かにお客様に積極的に話しかけて、どんどん提案して、多少うっとうしがられても次々と商品をお客様の目の前に並べる、というスタイルも間違いではないですし、買ってもらえる確率も高くなります。

ですが、そのやり方、みかんさんは好きですか? お客様が本当に欲しいのかもわからないものを、お店が売りたいからといって買ってもらう必要はありますか?

もし今のやり方がどうも好きになれない、うまくいかないと感じるなら、自分の接客スタイルを、みかんさん自身で見つけてみましょう。

お店が売りたい商品もあるし、やり方もあると思いますが、接客するのはみかんさんです。みかんさんがやってみたい接客をやってみてはいかがですか?

こちらから話しかけずじっくりお客様を観察して、お客様にとって本当に良い商品だけを提案してみる、など、みかんさんが嫌だなと思う接客はこの際やめてみてください。

断られるのが嫌なら無理に売り込まなくていいです。自分に合わないと思うやり方に自信が持てないのは当たり前です。うまくいかないときほど、自分に自信が持てない時ほど、実はチャンスなのです。今までのやり方がうまくいかないから、それを捨てて新しいチャレンジができるのです。

ぜひ自分の心が喜ぶ接客をしてみてください。自分の心が喜ぶとお客様の心も喜びます。それが結局は、商品を買ってもらえる一番の近道だと思います。

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(小林威之)

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