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面倒なオーブン調理をトースターで済ませる必殺ワザ

  • 2017.2.26
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お菓子のレシピを見ると、「200度のオーブンで10分焼く」と書かれていることが多いです。実はコレ、「トースター」で済ませられる場合も。我が家はオーブンのない生活が長かったため、トースター調理におおいに助けられました。

オーブンのように大きなケーキを焼いたりはできませんが、少ない量を調理するならトースターが意外と便利。余熱不要なので、料理の時短にもつながります。

(c) gonzalocalle - Fotolia.com

※今回紹介する内容は、食パンを寝かせて入れるタイプのトースター限定。ポップアップトースターには当てはまりません。

■トースターとオーブンの違いは?
トースターとオーブン、どちらも「焼く」という点では同じですが、やはり違いがあります。たとえば温度調節機能がついているトースターもありますが、それでもオーブンほど厳密な温度管理は難しいといえるでしょう。

また、加熱の方法も異なります。機種による違いはありますが、基本的にオーブンは赤外線で庫内の温度を上げることによって食材を加熱します。そのため、オーブンは食材の中までじっくり火を通すことが得意です。

一方のトースターは、熱を直接食材にあてて加熱するので、トーストなどのカリッと焦げ目をつけたい料理に向いています。

また、食材が短時間で焼けるのも大きな特徴。ただし、短時間で高温になるということは、焦げやすい・中まで火を通しにくいということでもあります。熱源からの距離によって焼きムラができやすいという点にも注意が必要です。

トースター調理の際は、このようなトースターの長所・短所をしっかりつかんでおくことが大切です。

■焦げを防いで、中まで焼くコツ
トースター調理を行うときに、何としても回避したいのが焦げ・生焼け。トースター調理ではすぐに食材の表面が高温になってしまうため、中までしっかり火を通すための工夫が必要になります。今回おすすめしたい工夫は、次の2つです。

●その1:アルミホイルの活用
アルミホイルを敷いたりかぶせたりして、食材の表面温度が上がりすぎないように調節します。

●その2:「小さく作る」こと。
たとえば、「○度のオーブンで、○分焼く」とレシピに書かれているケーキをトースターで焼く場合、同じ大きさで作ろうとすると焦げ・生焼けのリスクが高まります。小さな型を使って小さく焼くと早く中まで火が通るため、焦げ・生焼けを防ぐことができます。

■実践! パウンドケーキを、トースターで焼いてみよう!
最後に、ごく一般的なパウンドケーキを例に、2つの工夫を取り入れたトースター調理のコツを確認していきましょう。

<手順>
1.オーブン調理用のパウンドケーキのレシピに沿って、生地を準備する。

2.レシピに記載されているサイズの型は使用せず、小さめの型2~3個に生地を分ける。
(大きな型しかない場合は、一つの型に入れる生地の量を少なめに調節を)

3.トースターへ2を入れ、その上にアルミホイルを乗せて焼く。温度調節可能なトースターなら、中程度の温度で焼きはじめて様子をみる。

4.ときどき生地の表面を確認し、早々に焦げそうならアルミホイルをさらに重ねる。焼きムラが気になるようなら、途中で型の位置・方向を入れ換える。

5.竹串を刺してみて、生地がついてこなければ焼き上がり。もし表面の焼き色が物足りないと感じたら、途中でアルミホイルをはずしてもOK。

レシピに「180度のオーブンで30分焼く」と書かれたパウンドケーキを、実際に上記の方法で焼いてみたところ、20分弱で焼き上がりました。余熱も必要なし。

同じように焼き方を工夫すると、パウンドケーキ以外にクッキーやパイ、キッシュなどもトースターで焼けます。

もちろん、レシピの指示通りにオーブンで調理するのが安心ですが、家になくてお菓子作りをあきらめている人や、もっと手軽にお菓子作りを楽しみたい人には、トースター調理もおすすめです。


(森川ほしの)