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酢の物やサラダの具としても! 「漬物」の作り方とアレンジのコツ

  • 2017.2.25
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「漬物」は食卓の主役ではないかもしれませんが、ないと寂しい「名脇役」。しかし、自宅で本格的に作るとなると、結構大変なイメージがあります。ぬか床を毎日ケアしたり、野菜を干したり…と、何やら手間がかかりそう。

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しかし、基本の漬け汁さえ覚えておけば、手間をかけずに自家製漬物が楽しめます。いつでも、いろいろな野菜で作れるので便利ですよ。基本レシピと、アレンジのコツをご紹介しましょう。

■すぐにできる! 基本の漬物レシピ

まずは基本の作り方から。ここでは大根を使った甘酢漬けレシピを紹介しますが、ほかの野菜でももちろんOK。好みの野菜で試してみましょう。

<材料>
大根 1/2
酢 40cc
砂糖 大さじ5~6
塩 ひとつまみ

我が家では、上記の分量を目安に作りますが、いつもかなり大雑把。目分量で作ることがほとんどです。酢・砂糖の量は多少変動しても大丈夫なので、好みに合わせて調節しましょう。

<作り方>
1、大根の皮をむき、小さめの拍子切り、または薄め(3mm程度)のイチョウ切りにする。

2、(1)を保存袋に入れ、塩を加えて軽く揉む。

3、酢・砂糖を加えて軽くもみ、そのまま漬けておけば完成。

具材を小さく(薄く)切っておけば、1時間くらいでおいしく食べられます。具材を大きめにするなら、1晩以上漬けておくと良いでしょう。

■“漬け汁&具材”をカスタマイズしてみよう

基本の漬け汁をアレンジすると、いろいろなバリエーションが楽しめます。漬け汁にだし昆布(5cm角1枚程度)と鷹の爪(種を除いたもの1本)を加えるのが我が家の定番。ふやけた昆布は細く刻んで、漬物と一緒にいただきます。

ユズ皮・ユズ果汁を加えて作るのもおすすめ。ユズの香りが漬物に移って、とても上品に仕上がります。おもてなしのときは、これを準備しておくと便利。箸休めとしてはもちろん、おつまみとしても役立つ一品です。

酢のかわりに梅酢を使っても、おいしい漬物になります。

また、基本の作り方では大根を使いましたが、ほかにもいろいろな野菜が使えます。人参もおすすですが、少し漬かりにくいため、大根と一緒に漬けるときは、人参を薄め・小さめに切ることがポイントです。

そのほかにも、カブ・ナス・キュウリなど、漬物によく使われる野菜なら何でもOK。大根やカブに茎・葉がついていれば、それも一緒に漬けこみましょう。緑が入って、盛り付けたときの彩りがアップします。

■できあがった漬物をアレンジ!
漬物をそのまま出しても立派な一品なのですが、完成した漬物を少しアレンジして小鉢料理として出しても◎。たとえば、大根の漬物を細く刻み、ワカメと少しの酢で和えると「大根とワカメの酢の物」に。

また、漬物を細く刻んで春雨サラダの具として使うことも。ゴマ油やしょうゆを加えて春雨と和えると、和の漬物が中華風サラダに変身します。

もちろん、ほかの野菜で作った漬物でも、同様に使えます。

アレンジのバリエーションも豊富なかんたん漬物。「あと一品ほしい!」「野菜が足りない!」というときに本当に役に立ちますよ。
(森川ほしの)

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