【大人の社会科見学】「澤乃井」の酒蔵へ　〜利き酒＆酒スイーツを楽しむ〜

酒蔵見学のあとは、お待ちかねの利き酒タイム。御嶽渓谷沿いに広がる澤乃井園の「きき酒処」でいろいろな種類の日本酒をテイスティングして、好みのお酒を見つけましょう。川を望む絶景のオープンテラスでは、オリジナルの日本酒スイーツも味わえます。

酒蔵見学が終わったら、道路を挟んで向かい側にある澤乃井園へ。開放的な庭園には小澤酒造直営の売店があり、お酒や軽食、買い物が楽しめます。

まずはお目当てのきき酒処へ。季節によって10〜20種類ほどの日本酒が用意されています。利き酒はおちょこ付きで1杯200円〜。1杯目のおちょこを使えば、2杯目以降は100円引きで味わえます。

ワインの試飲と同様に、利き酒をする時には「色」「香り」「味」の3つのステップに分けてチェックします。

利き酒に欠かせないのが、利き猪口（キキヂョコ）と呼ばれるぐい飲み。底に書かれている二重丸の白いところでお酒の色や濃さ、青いところでお酒の照りをチェックします。

多摩川の川岸に広がる澤乃井園のオープンテラスにはテーブル席が用意されていて、売店で購入したおでんやおまんじゅうなどを、日本酒や甘酒とともに味わえます。

おすすめは自家製の酒まんじゅう。庭園の一角にある「まんじゅう工房」で手づくりされている酒まんじゅうは、冷酒との相性が抜群です♪

ここで注目したいのが、酒造りの工程でできる酒粕を使ったオリジナルのスイーツです。大吟醸酒粕入りの澤乃井チョコレートはバレンタインの贈り物にぴったり。日本酒好きな人にプレゼントすると喜ばれそうですね。

ほんのりと日本酒が香るチーズケーキはとてもしっとりとした舌触りで、日本酒と一緒に食べてもおいしそう。

もうひとつ見逃せないのが、週末のみの限定商品「酒の華ぷりん」です。澤乃井の酒粕と町田市のカトウファームで生産されるこだわり卵を使ったなめらかなプリンは、澤乃井園でも人気の一品です。

自分へのおみやげには、冬期限定販売の酒粕もおすすめ。酒粕で作れるものといえば、すぐに思い浮かぶのは甘酒や粕汁ですが、酒蔵を案内していただいた吉崎さんにかんたん酒粕レシピを2つ教えていただきました。

1つ目は、豚肉の酒粕漬け。魚の粕漬けと同じ要領で豚肉を酒粕と味噌に漬け込んで焼けば、日本酒のぴったりのおつまみができあがります。

もうひとつは酒粕パンケーキ。ホットケーキを作る際に少し酒粕を加えるだけで、しっとりした和風パンケーキになるそう。あんことホイップクリームを添えてもおいしそう。ぜひ試してみてくださいね。