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楽しくスタイルアップ!この春始めたい“お洒落サイクル生活”のススメ

  • 2017.2.24
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通勤などで自転車を使う人が増えているというこの頃。燃料を使わないからエコだし、自分で漕ぐからスタイルアップや体力アップにもつながります。通勤に使うのはちょっとなぁという人は、 “週末サイクラー”もいいかも。

クロスバイク? ミニベロ? それともロードバイク!?

利用している人が多い自転車といえば、シティ・サイクル。いわゆる“ママチャリ”と呼ばれる自転車です。ちょっとおしゃれな“ママチャリ”も出てきていますが、もう少しスタイリッシュに乗りたいという人が注目しているのが、クロスバイクやミニベロ、ロードバイクなどの自転車。自分にぴったりの自転車はどうやって選んだらいいのでしょうか。

「私たちは、まず『どう乗るか』を伺っています」と東京・新宿区のサイクルショップ「リピト・イシュタール」の店長、田中かずやさん。
「通勤に乗るという場合、往復で10kmくらいならクロスバイクやミニベロ、20km以上あるならロードバイクという選択肢があります。また、週末に買い物や散策で乗りたいとか、しっかり汗をかくくらい乗りたいなどの希望があれば、それに合わせてご紹介しています」。

なるほど、まずは目的をはっきりとするということですね。とはいえ、お店で自転車を見ているうちに「この自転車に乗りたい!」という想いが芽生えて選ぶこともあるそうです。乗りたい自転車に出会うことでライフスタイルが変わるというのは、ちょっと興味深いハプニングかも。

靴や洋服選びと同じ感覚で

「自転車はもちろん乗り物なんですけど、自分らしくあるためのファッションの一部でもあると思うんです」と田中さん。確かに「リピト・イシュタール」の店頭に並ぶ自転車は、赤、青、黄色、緑などカラフル。どれがいいかなと選ぶのは、ファッションアイテムを選ぶときの気分に似ているかも。
色や形にピンとくるもの、乗るのが楽しくなるものを「靴や洋服を選ぶように」選んで欲しいと田中さんは話します。

では、女性用にはどんな自転車があるのでしょうか。
「洋服はメンズとレディースがありますが、本来、自転車にはありません。あるのは基本的にはフレームの大きさの違いだけなんです」。とはいえ、体の小さい人むけに小さめのフレームや軽めのフレームなどが充実し、ピンク系のカラーリングも増えるなど「女性むけ」として売り出されている自転車も多くなっています。

フレームというのは、ハンドル、サドル、ペダルをつなぐ、自転車の根幹となる部分サイズは主に身長で判断するそうですが、足や腕の長さは一人ひとり違います。女性は肩幅が狭いのでハンドルが大きすぎると乗りにくい場合もあるそう。手の小さい人はグリップの太さもチェックしたいポイントです。
サイズ感だけでなく、操作性や乗り心地も大切なので、実際に試乗して選ぶとよいでしょう。そのためにも複数の試乗車を用意しているお店で選ぶのがよさそうです。

カスタマイズも楽しい!

クロスバイクやロードバイクには、カスタマイズできる楽しみもあります。「リピト・イシュタール」にもさまざまな色のタイヤやサドルなどが揃っていました。

「サドル、ハンドル、タイヤなどを交換して、自分らしくカスタマイズすることができます。通勤のときや街乗りをするときは前カゴがあると便利ですが、カゴをオプションでつけられる自転車もあります。平日は通勤に使うけど、週末はリュックスタイルで遠出をするということであれば、取り外し可能なタイプのカゴがいいかもしれませんね」とスタッフの本多誠一さん。

ベルもこんなにカラフル!

本革カバーのついた「リピト・イシュタール」オリジナルの盗難防止用チェーン

ハンドル部分に取り付けるミニサイズのライト

通勤に自転車を使えば、通勤の行き帰り、いつもとは違う道を通ると、意外なお店やプチ癒しスポットなど、楽しい発見ができるかもしれません。健康のため、あるいは新しいライフスタイルを始めるため、思いきってロードバイクデビューというのもアリかも。まずは品揃えのよい、サイクルショップをのぞいてみませんか?

<お店紹介>

女性や子どもむけの自転車を数多く揃え、自転車選びの相談にのっているサイクルショップ「リピト・イシュタール」。試乗用自転車も複数台あり、実際に操作のしやすさや乗り心地なども体験できます。

writer / 佐藤 紀子

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