写真家、ユルゲン・テラー氏がカエルをモチーフにした新作を発表。

H.Masaki（Studio Punkfloyd）
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日本では25年ぶりとなるユルゲン・テラー氏の個展、「テラー ガ カエル」Curated by Francesco Bonamiがスタートした。同展では、皿上のカエルをモチーフにした新作シリーズを発表。キュレーションは、「第50回ヴェネチア・ビエンナーレ」の総合ディレクターを務めたフランチェスコ・ボナミ氏が手がけた。

テラー氏は、1991年、『Details』誌に掲載されたカート・コバーンを撮影したアイコニックな作品によって大きな注目を集め、1992年には渋谷パルコで初めての個展を開催。翌年には、モナコのフェスティバル・ドゥ・ラ・モードにおいて「1993 Photography Prize」を受賞した。以来、マーク・ジェイコブス、ヴィヴィアン・ ウェストウッド、COMME des GARÇONS、ヘルムート・ラングなど、多くのファッションブランドともコラボレーションも果たしている。

ありのままでカジュアルな雰囲気を湛えたテラー氏の作品群は、無作為なようでありながら、厳密なプランやステージ構成の基に成り立っており、その対照的な要素がもたらす緊張感は、同展によせた風変わりなシナリオにも現れている。四半世紀ぶりとなる日本での注目の個展、ぜひ足を運んで。
「テラー ガ カエル」Curated by Francesco Bonami
開催期間／～2017年4月1日（土）
開催場所／「BLUM & POE 東京」 東京都渋谷区神宮前1-14-34 原宿神宮の森 5F
開催時間／11:00～19:00
休廊日／日月祝
http://www.blumandpoe.com/exhibitions/juergen-teller-teller-ga-kaeru?lang=ja

参照元：VOGUE JAPAN