1. トップ
  2. 恋愛
  3. 想像以上にデリケート! 子どものいない夫婦に言ってはいけない言葉4選

想像以上にデリケート! 子どものいない夫婦に言ってはいけない言葉4選

  • 2017.2.21
  • 3597 views

「DINKs」という言葉も一般的になり、結婚しても子どもを持たないことを選択する夫婦も増えています。

また、あえて子どもを作らない・持たないことを選択したわけではなく、さまざまな理由によって子どもを持つことができなかった夫婦も少なくないでしょう。

しかし、子なし夫婦への世間の風当たりはまだまだ強く、時に心無い言葉をかけられることもあります。

中には、何の悪気もなしに相手を傷つける発言をしてしまっている人もいます。

必要以上に気を使ってギクシャクする必要はけしてありませんが、子どもがいない夫婦の心情を理解すること も大切だと思うのです。

そこで今回は、結婚しているけれど子どもがいない女性たちにインタビューした、「子どものいない夫婦に言ってほしくない言葉」をご紹介したいと思います。

●(1)「子ども作らないの?」

『職場の後輩に「結婚して何年ですか?」と聞かれたから、「6年になる」と答えたら、「え、何で子ども作らないんですか? 」と聞かれて答えにくかった。不妊治療をしてるけど、あまり人に言いたくないし、「欲しいけどできない」と答えたら雰囲気を悪くしそうだし、回答に困る』(37歳女性/会社員)

『若いうちに子どもを産んだ友達やデキ婚した友達に会うと、必ず「まだ子ども作らないの? 」と聞かれる。「もう少し二人の時間を楽しみたくて」って2年前くらいには嘘ついたけど……。本当に仲の良い友達には子どもができないことを話してるけど、そうじゃない人には言いたくない。なんとなく、変な意地があって(苦笑)』(36歳女性/公務員)

これは必ず1度は誰かしらに聞かれることです。

「欲しくないから」「子どもがあまり好きじゃないからいらない」「欲しいけどなかなかできなくて」……本当のことを答えても、なんだかどれも波紋を広げそうで答えにくいんですよね。

自分から子どもを作らない理由を話さない限りは、非常にデリケートなことなので聞かないでいただきたいです。

●(2)「親にならないとわからない」「人の子の親になればわかるよ」

『友達が子育ての愚痴をひたすら語ってきたから、「うん、大変だね」って話を聞いていたのに、「親にならないとわからないよ 」って言われたときはなんだかショックでした』(35歳女性/会社員)

『子持ちの友人たちと久々に集まって食事していたとき、子どもの成長に感動した話でみんなが盛り上がっていたので、「すごいねぇ」とか笑顔で相槌を打っていたら、「○○ちゃん(私)も人の子の親になればわかるよ 」と言われた。見下されてるみたいで嫌だった』(39歳女性/パート)

親になりたくてもなれないというコンプレックスのある人がそんなことを言われたら、とても傷つきます。

あえて子どもを持たないという選択をしている人だって、そんなことを言われたら「子どもがいなきゃ半人前」と言われているようでショックです。

●(3)「子どもがいないとラクでいいなぁ」

『「子どもがいないとラクでいいなぁ。自分の時間を自由に使えていいなぁ 」と言われると、悪気はないんだろうけど腹が立つ。別に子どもがいなくても仕事してるからラクでも自由でもないし。かといって、専業主婦になったら「子どもがいないのに専業主婦なんて……」って言われるんだろうしなぁ』(36歳女性/公務員)

これはついつい言ってしまいそうな一言ですね。

でも、子どもがほしいと思っている人にはカチンとくるでしょうし、子どもがいない人=ラク、自由と決めつけられるのは嫌なものなんです。

●(4)「旦那と二人だけの生活なんて考えられない」

『「ずーっと旦那と二人でしょ? よく飽きないね」とか、「子どもができると旦那のことなんて男として見れないわー」「私は旦那と二人だけの生活なんて考えられない 」とか、実は地味に傷つくんだよね。子どもがいないんだから、二人でいるしかないじゃんって感じ。悔しいから、「全然飽きないよ。週末はいつも二人で外食したりデートしたりしてるし、手もつないで歩くよ」って自慢してる(笑)』(35歳女性/会社員)

これは、純粋に「夫と仲が良くて羨ましい」と言われている場合もありますが、子どもがいないことを遠回しに批判されていると受け取ってしまう可能性もあります。

----------

いかがでしたか?

中には何気なく言ってしまいがちなこともあるかと思います。でも、何気なく言った言葉で傷ついている人がいるのも事実です。

「そんなことで傷つくの?」と思われる方もいるかもしれませんが、先に述べたように、子どもがいない理由は夫婦によってさまざまです。

人によっては、公にしていなくても実は深い事情を抱えている可能性もあります ので、心に留めておいていただけたら嬉しいなと思います。

●文/パピマミ編集部
●モデル/福永桃子

の記事をもっとみる