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20代の自分磨きとは「他人のことをやってあげること」

  • 2017.2.17

いつまでも「ああ、幸せになりたい・・・・・・それなのに、わたしは幸せになれていない」と思っている人には、共通する点があります。
今回は、その共通点を見ていきつつ、20代における自分磨きのポイントについて、一緒に考えてみたいと思います。

■不幸な人に共通して言えること

不幸な人に共通して言えることは、「自分のことをなにかと優先させたがる」ということです。
そもそも幸せになるというのは、自分だけの努力でできることではないはずです。なぜか知らないけど運が良かったから幸せになれた人・・・・・・いますよね。
はたから見ると、さして特筆すべき能力がないように見えるにもかかわらず、なぜかいつも幸せそうにしている人・・・・・・いますよね?


そういう人たちは、自分のことばかりを常に考えて「わたしは幸せになりたい」と思っていないものです。ことあるごとに、周囲の人たちのことを考えています。つまり思いやりがあるわけです。


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だから、ありていに言えば、思いやりがあるゆえ、人徳があり、よって、誰かがその人のことを幸せにしてくれたわけです。
人徳と言ってしまうと、さぞ立派な人みたいに聞こえますが、要するに「自分のことはさておき、まわりの人のことを先にやってあげたい」と、本人が思っていたということです。
それは「徳」と言えば徳なのかもしれませんが、もっとその奥を見てみると「そうしないと自分が気持ち悪い」ということだったりします。つまり「自分の周囲に、つまらなそうにしている人がひとりでもいたら、自分が気持ち悪いから、まずは他人のことをやってあげたいと思った」ということでしょう。

■20代の自分磨きとは?

20代の女子の自分磨きって、スキンケアとか、髪の毛のこととか、お洋服のこととか、そういう外見を磨くことを、自分磨きと呼んでいるように見受けられます。
そして、それはそれでいいことなのだろうと思います。
世の中が、外見がきれいな女子ばかりで溢れかえると、多くの男子は生きていくモチベーションが上がるからです。
だから20代のうちに、外見を磨くという意味での「自分磨き」は、せっせとやっておくといいと思います。


でも、ホントの自分磨きって、要するに自分の「心」を磨くことです。どのていど「心を磨く」と、磨いたことになるのか?
その答えの1つは「自分のことはさておき、周囲の人のことを先にやってあげたいと思えるようになるていどまで」、というものです。


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おそらくこの項をお読みの女子の多くは、小さい頃から勉強に忙しかったと思います。家族のことをするよりも先に、あるいは友だちや後輩のことをしてあげるよりも先に、自分の受験勉強をしてきたと思います。
それはそれで、仕方のないことだろうと思います。多くの人が学習塾に通ったりして頑張っているわけですから、その中で負けないようにがんばってきたあなたは、その結果がどうであれ、ひとつの勲章を手にしているのでしょう。


でも、これも誰もが知っているように、偏差値が高いから幸せになれるかといえば、それはまた別問題ですよね。
受験勉強があなたにやらせなかったこと、つまり自分のことよりも、他人のことを優先してやってあげること。これが、授業に出たりして勉強をする必要のない、心穏やかな20代において、大切なことではないかと思います。
受験勉強をしてこなかった人もおなじです。学校を出て、社会人になって少し周囲を見渡す精神的な余裕が生まれる20代って、そういう時代ではないかと思うのです。(ひとみしょう/ライター)


(ハウコレ編集部)



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