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知識ゼロで楽しめる!女子的「プロレス観戦」のすすめ

  • 2017.2.17
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2月19日は「プロレスの日」。昭和30年(1955年)に、日本で初めてプロレスの本格的な国際試合が行われた日だそうです。「プロレスって男性向けだし興味ないわ」と思ったあなた、ちょっと待って! 実は今、プロレスは“男女問わず楽しめるエンターテインメント”として再び注目を集めているのです。
現在、なにしろ観客の4割近くが女性なんだとか。年代も20代~50代までと幅広く、特に知識のない初心者までもがファン層というから驚きです。

「女子目線でのぞいたプロレスの魅力って?」「恋人やパートナー、グループで遊びに行くなら、どこがおすすめ?」などなど、知ればいつものレジャーの幅がもっと広がるかも!
というわけで、今回はメジャープロレス団体のひとつとも言われる『プロレスリング・ノア』のオフィシャルカメラマン・宮木和佳子さんに、「知識ゼロでも楽しめるプロレス観戦術」について教えてもらいました。

●イケメン、お笑い、熱血!?!? まずは好みの団体をセレクト

【宮木さん】プロレスは「闘いをベースにしたエンターテインメント」ですが、近年は特にその傾向が強まっています。興行する団体によってカラーが違うので、まずは団体で選ぶとよいでしょう。特に初心者女子にオススメなのは、次の4団体です。

1、エグザイル系のイケメン多し! 「ドラゴンゲート」
選手たちの身体能力とダイナミックな演出は、まるでサーカスのよう。例えるならば、シルク・ドゥ・ソレイユのショーを観ているような感動です。エグザイル系のイケメン選手も多いので、アイドルの追っかけ感覚で来場する方も多いですよ。
2、グループで盛り上がれる! 「DDT」
数ある団体の中で、一番ポップでエンタメ色が強いです。試合の中に時事ネタを織り込んだギャグや小ネタが入ってくるんです。後楽園などの大ホールでも活躍する実力派ながら、一般の路上やプールサイドでも闘戦ったりするので、グループで盛り上がりたいときにもピッタリです。
3、とにかく笑いたいなら「西口プロレス」
テレビでもおなじ馴染み、長州小力さんやアントニオ小猪木さんが所属する“お笑いプロレス”老舗中の老舗です。もっとプロレス初心者で「笑って過ごしたい!」という人は一見の価値あり。いわゆる本格的なプロレスではありませんが、老若男女問わず幅広い層のお客さんに愛されています。

4、正統派の闘いぶりが見られる! 「プロレスリング・ノア」
正統派レスラーがお好みの方は、こちらがイチオシ。ファイトスタイルとしては、かなりがっちりした男らしい試合をするので、女性だけでなく男性にも見応え充分。ベルトを賭けた試合では、泣きながら応援する女子も多数います。今年から再編成が始はじまったばかりなので、これから変貌を遂とげる選手を応援する、いわゆる「青田買い」を楽しめるのもポイントです。

イチオシは、潮﨑豪(しおざき ごう)選手! リング上ではクールな印象が強いですが、2016年故郷の熊本地震があってからは、会場での募金活動を欠かさないというアツい一面も持っています。
各団体のホームページには興行の場所やスケジュールが載っているので、チェックしてみるといいですよ!

●ローカルフードや観光地にも詳しくなれる「ご当地プロレス」

【宮木さん】実は、地域のお祭りなどにやってくる「ご当地プロレス」は、無料で観戦できる場合もあります。町まちおこしや地域活性を目的にした団体も多く、地元の特産品やローカルフード、観光地や歴史も知ることができるので、より身近に感じられるはずです。
東北の「みちのくプロレス」は有名ですが、ほか他にも神奈川、大阪、愛媛、鳥取、九州エリアなど、全国各地でがんばっている団体がたくさんあります。縁のある地域のプロレスを応援してみる、というのも一つの楽しみ方ですね。ここに紹介した以外にもインターネットで見つけられるので、ぜひ探してみてください。

●プロレスの雰囲気を体感できるイベントが開催

そんなエンタメ色満載なプロレスの世界。雰囲気を感じてみるのにぴったりのイベントが、2月17日(金)~22日(水)、新宿で開催されます。今回レクチャーをしてくれた写真家、宮木和佳子さんによる写真展『宮木和佳子×西口プロレス 15年一本勝負』です。

被写体は、先ほど紹介したお笑いプロレスの老舗「西口プロレス」。団体の創設以来、宮木さんが見つめ続けた15年間が凝縮されています。見ているだけでも、熱い迫力と人間ドラマ、そして笑いにかける情熱が伝わってきます。

写真家、宮木和佳子さん。イベントではさばけたトークでMCも務めます

期間中、ほぼ毎日行われるイベントも必見。女子レスラー&女子興行スタッフが登場し「プロレスの表から裏まで」を語るガールズトークショーや、プロレス解説者とレスラーのいぶし銀なトークまで、飽きることがありません。しかも、写真展やトークショーの観覧はすべて無料です。ぜひホームページでチェックを!

宮木も西口も活動15周年記念写真展 「15年1本勝負」
■日時:2017年 2月17日(金)~22日(水)12:00~20:00(最終日のみ17:00まで)
■場所:新宿眼科画廊 東京都新宿区新宿5-18-11(03-5285-8822)地下鉄東新宿駅より徒歩6分
■入場&イベント観覧:無料
(文:吉野歩/写真提供:宮木和佳子、プロレスリング・ノア)

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