1. トップ
  2. 恋愛
  3. 第20回 確実に恋を手に入れるなら?「おめでた思考女子 VS 冷静女子」:勝つ女/負ける女

第20回 確実に恋を手に入れるなら?「おめでた思考女子 VS 冷静女子」:勝つ女/負ける女

  • 2017.2.17
  • 2066 views

「良い彼と出会えたら・・・」「あの恋をもっと続けていれば・・・」何かと話題な“タラレバ女子”ですが、冷静さを欠いた「おめでた思考」でいては、恋の春はやってこないかもしれません・・・。とはいえ、恋には感情的な盛り上がりも必要・・・。ハッピー思考な「おめでた思考女子」と状況を眺め続ける「冷静女子」、どちらが幸せな恋愛にたどり着けるのでしょうか?
***
プラスがあればマイナスがあり、黒があれば白があるように、ものごとには「両端」があるもの。人間だってそうですよね。そんな“両極端な性質を持った”女子たちに注目して、恋の議論をああでもないこうでもない・・・とバチバチ燃やしていくこの連載。青山の裏手に位置するカウンターバー(という設定)の店長サトコとアルバイトのマチコが徹底討論いたします。

■◇とにかく前しか見えていない

マチコ(以下マ): サトコさん、「おめでた思考女子」って最強だと思いません?
サトコ(以下サ): おめでた思考女子?
マ: 客観的に見ると全然美人じゃないのに、「私はとっても美人。だから常に男子にモテモテで困っちゃう」って思い込んでいる子です。そういう子って、周囲がどんなにドン引いていても、本人は毎日ハッピーそうじゃないですか。
サ: でも、それってただの自己満足・勘違いじゃない。実際にはモテてないんだから、うらやましいとは言えないわよ。
マ: そうですか?私は毎日そんなにポジティブでいられたら幸せだって思いますけどね~。
サ: そう・・・?まあ、言い方を変えれば「ポジティブ」で「自信がある」おめでた思考女子は、どんな恋にも強気だから男子を受け入れる態勢はバツグンかもしれないわね。

■◇素敵な彼が現れ「たら」・・・運命の相手に出会え「れば」・・・

マ: でも、そういう子って、女友達がイケメンやらハイスペと付き合ってたけど振られちゃったとなったら、平気で「あーあ。それ、完全に遊ばれちゃったね。都合のいい女扱いされたね」みたいなことを自信満々で言うんです。
サ: あらら・・・・・・。自分は、そんなイケメンには相手にもされないっていうのに。一方、自分が手ひどく振られたときはきっと、「彼と私は、あえて別々の道を歩むことにしたの・・・・・・」とか、有名女優の離婚会見でのセリフみたいなこと言うのよ。そういうところはおめでたいのよね。
マ: ですね。しかも、あまりにもおめでたくて、「私に彼氏ができないのは、いつかやってくる運命の彼がいるから。今は自分を磨く期間なの・・・・・・」とか解釈して、気が付いたらいい年になってた、なんてこともあるから、おめでた過ぎるのも考え物かもしれません。
サ: そうね。

■◇逃げるは恥ではない

マ: じゃあ、女子全体の中での自分の立ち位置について、常に冷静に見極めている、冷静女子はどうでしょう?おめでた過ぎて出会いを逃すよりはこっちのほうが良い気がしますけど。
サ: でも冷静なだけに、おめでた思考女子が思ってるような「恋に悩むワ・タ・シ・・・感」がない分、恋愛していてもどこかつまらないような・・・・・・。
マ: それもそうですけど、変にうぬぼれたり、夢見がちな行動をしないので、好感は持たれやすいですよね。「私は決してAKB総選挙では勝てない。っていうか、AKB入りも無理!」ってこと、ちゃんと分かってるんです。
サ: 常に笑顔で感じ良く、オシャレのセンスも磨いて、個性的でキュートな方向を目指そう!っていう風に、正統派美人路線は早々に諦めて、自分に合ったモテ戦略を立てることは大事よね。

■◇平凡だけど確実な幸せを得るなら

サ: けど、「冷静」を超えて「悲観的」になってるような女子はダメね。
マ: そうですね。冷静っていうのは何も自分を下に見るんじゃなくて、良くも悪くも客観的な評価ができるってことですからね。
サ: きちんと自己評価ができてこそ次の策略が立てられるってものよ。
マ: そう、そんな賢い冷静女子は身分をわきまえているだけに、見た目だけじゃなく中身も冷静に磨きますよね。「料理教室に通って、男子の胃袋をつかもう!」なんて具合に、自分をモテ市場に送り込むべく、具体的に努力をするから、平凡でも確実な幸せをゲットできるかもしれません。
サ: 世の中に美男美女のカップルなんて、ほんの一握り。自分の立ち位置を冷静に見極めて、良い意味で相手に妥協することは大事。ハイスペックなイケメンが白馬に乗ってやって来る!なんてタラレバ女にはならず、冷静に自分の武器を身につけたいものね。

■◇今回のまとめ

冷静女子は、女子同士のマウンティングを早い時期から冷静に見極めて動くので、確実なモテを手に入れやすいもの。いっぽうで「イケメン・高スペックの白馬に乗った運命の王子様がいつか迎えに来てくれるんだもん」というようなおめでたい勘違いをする女子は、出会いい頭でこそ積極的に動くものの、自分の立場を見誤ってタイミングを逃してしまうでしょう。「そこそこの恋愛をして、普通の結婚をする」という目標に向かって戦略的に動く賢さは強い武器になりそうです。(犯人A子/ライター)
(ハウコレ編集部)

の記事をもっとみる