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伝統と新スタイルが同居する、秀逸のイタリアン。

  • 2017.2.17

店名はルネサンス、すなわち再生の意味。そこにはイタリア料理の文化を尊重しつつも、その枠を超え、世界的な食都・東京にふさわしい新スタイルのイタリアンを――そんな田沢正人シェフの思いが込められている。でも、料理は奇をてらったものでは決してなく、むしろシンプル。たとえば「黒トリュフのタヤリン」には、ピエモンテの貴重なトリュフ風味のチーズ、クルティンを隠し味に用いるなど、一見何の変哲もないようでいて、見えない部分に手間をかけた料理が秀逸だ。また、ポルケッタのエッセンスを加味した仔豚の背肉のローストのように、伝統料理を再構築した逸品も。コースを通して奥行きのある味わいが楽しめる。

¥8,640のコースから。「インサラティッシマ・リナシメント」。野菜から魚介、肉類とバラエティ豊か。

アラカルトの「ウンブリア産トリュフのタヤリン」¥2,160

¥8,640のコースから。「仔豚背肉のロースト ポルケッタの要素」。ポルケッタに使うローズマリーなどで香り付けしたソースと一緒に。

テーブル席のほかカウンター席も用意。

-gourmande memo-
仔牛のソプレッサータや八角風味のピオーネなど、20種もの前菜をちりばめた「インサラティッシマ・リナシメント」は必見!

リナシメント
東京都目黒区下目黒2-23-2 1F
tel:03-6420-3623
営)18時~21時30分L.O.(月)
12時~13時30分L.O.、18時~21時30分L.O.(火~土)
休)日
予算:昼¥3,000~、夜¥7,000~
座席数:カウンター3席、テーブル14席、6人用個室1室
http://rinascimento.tokyo

*「フィガロジャポン」2017年2月号より抜粋

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