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泣き叫ぶ姿にウンザリ!? 頑固すぎる子どもへの上手な接し方3つ

  • 2017.2.11
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こんにちは、海外在住プロママライターのさとうあきこです。

欲しいものが手に入らないと泣き叫ぶ、一度機嫌が悪くなるといつまでも不機嫌が続く、自分がこうと決めたら他の意見に耳を貸さないなど、びっくりするくらいの頑固さをみせる子どもがいます。

そんなときに周囲の大人はどう対応するべきなのでしょうか? 戸惑うところですね。

今回は、「子どもの頑固さ 」をテーマに3人のママの意見を聞いてきました。

●(1)頑固は個性、上手に伸ばしてあげるべき

日本人のご主人との間に2人のお子さんをもつアメリカ人ママRさんは、流ちょうな日本語で『頑固は個性よ』と言います。

日本ではどちらかというと好ましくない性質として取られがちな「頑固」も、アメリカではそれだけ「自己主張をはっきりできる・議論に強い 」という意味にもなり、上手にのばしてあげるべき才能の1つと考えられるそうです。

ただ、泣いたり叫んだりで表現するのはやっぱり間違いで、『主張したいことは言葉にしなければ伝わらないと教えることが大事よ』と教えてくれました。

●(2)頑固は損、結局損をするのは自分だと学ばせる

『頑固を貫き通したところで、損をするのは間違いなく本人!』と言い切るのは、海外駐在中の日本人家庭のママTさん。

2歳の一人息子Eくんは、駄々っ子真っ最中。きっかけはたいていすごく些細なことなのだそうです。

『でも、いったん始まるともう泣き叫び疲れて寝るまで大騒ぎ』と思い出してイライラ顔のTさんですが、ある工夫で駄々こねの時間がグッと短くなったそうです。

『コレ買ってと駄々をこね始めたら、選ばせるの。コレは買ってあげられないけど、今泣き止めばアレしよう。でも泣き続けるなら何もなしって』。駄々をこねると損をする ことを学べるように工夫したというTさん。

ただ、アレとはEくんお気に入りの公園へ行って遊ぶことや、手作りのオヤツなど、お金では買えないものを提案することで、Eくんのご機嫌もママの懐もプライドも守れると教えてくれました。

●(3)頑固は放置、自然とおさまるのを待てばいい

『子どもが頑固になっているときに大人が真剣に相手をすればするほど、もっと頑固になると思わない?』と疑問を投げかけてきたのは、ニュージーランド人のご主人との間に3人の男の子がいるNさん。

『最初の子のときは余裕があったから、子どもの頑固にも根気強く相手をしたけれど、2人目、3人目となるとそれどころじゃないし、床で大の字になってワァワァ言っていても、放置しておくと知らぬ間に治まっていることがほとんど。結局、相手をした長男のときより、放置していた後の2人のほうが扱いやすかったわよ』と経験談から、頑固は放置が一番の解決方法 だと主張してくれました。

●まとめとして

まさに三人三様。ただ、子どもの頑固をそのまま受け入れない点では共通していました。

頑固を個性と考えて議論力をつける方向へ導く、子どもに頑固は損だと学ばせるための選択肢を与える、放置することでやはり頑固の無駄加減を学ばせるなど、子どもの性格、時間や家族構成などの大人の都合にもよるのでしょうが、実生活で困り切ったときにはぜひ試してみたいですね。

●ライター/さとうあきこ(海外在住プロママライター)
●モデル/藤本順子(風悟くん)

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