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脱・専業主婦! ママが再就職への自信をつける方法

  • 2014.12.8
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【ママからのご相談】

子どもが小学校5年になり、時間もできたので再就職して働くことにしました。いい仕事が見つかり、来週から出勤です。しかし、長いこと専業主婦でいたので自信がありません。どうすれば自信を持てますか?

●A. まずは自己基準を緩めて低い目標から、自信はそのうち感じられるものです。

ご相談ありがとうございます。ママライターの馬場じむこです。

まずは、再就職おめでとうございます。これから新しい世界が広がりますね。久々の外でのお仕事ということで、希望に満ちた気持ち、自分がうまくできるのだろうかといった不安、いろいろな思いが胸にあることでしょう。

●自信がないのはあたりまえのこと

今の状況で、自信がないと感じるのはあたりまえのことです。まずは、自信がないなんて情けない、自信を持たなければいけないと自分を追いつめるのではなく、こういった状況なら自信がないと思うのは仕方ないと考えましょう。少し気持ちが楽になりませんか?

心理カウンセラーの橋本翔太さんは、著書『「他人からどう思われているか」気になったとき読む本』でこうおっしゃっています。

『スノードームの中の雪は、振ったり動かしたりしないと、底に沈んでしまいます。自信もこれと同じで、一度手にしても一生持っていられるものではない、動き続けないと、やがて沈んでなくなってしまうものだと思うのです』

●まずは“ちゃんと定時に職場に行けた”というところから

厳しい世の中なので、初日から目に見える成果を上げないと怒られてしまうと考えすぎていないでしょうか。

まずは、“定時に職場に行けた”、“職場の人に挨拶できた”ぐらいの目標から始めてみましょう。そんなの当たり前のように感じてしまいますが、今まで自分の都合で時間が調整でき、他人と接することが少なかった場合、そこがちゃんとできたというのは、今までの自分に比べると大きな一歩なのです。

●メモを取ることで自信が出る

また、仕事を教えてもらうとき、メモが取れる状況であれば、メモをとることは自信につながります。1度聞いただけで仕事を覚えるということは、中々難しいですが、メモがあれば、あとからかなり確実に思い出せますし、それが仕事への自信につながっていきます。

なにより、教えてくれる人も“やる気がある”と見てくれます。

●継続することで自信は生まれてくる

また、心理カウンセラーの橋本さんは、『自信なんてものは、動き続けることでしか、維持できない』ともおっしゃっています。

仕事を続けていけば、自信を持ちたいと思わなくても、そのうち気が付けば自信がついてくるものです。自信のなさを無理に打ち消そうとせず、自信がないと思いながらも日々仕事を続けていくと、気が付けば自信がついていたということにつながりますよ。

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久々のお仕事、自信がないと感じることは、あなたが責任感があって、仕事とちゃんと向き合おうと思っているということだと思います。自信がない自分を責めずに頑張ってくださいね。

【参考文献】

・『「他人からどう思われているか」気になったとき読む本』橋本翔太・著

(ライタープロフィール)

馬場じむこ(書評ブロガー)/東京都在住36歳。短大卒業後、一般事務・専業主婦を経て、長男が1歳の時に建材メーカーに再就職し、総務・労務も担当する経理主任として8年勤務。現在は税理士事務所にて経理事務業務のほか、Webや雑誌にてライティングを行う。夫、小学5年生の男子、保育園児の5歳男子と暮らす。著書『仕事も子育ても自分もうまくいく!「働くママ」の時間術』日本実業出版社より出版、台湾版も発売中。

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