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砥石は必要ナイ!? 身近な物で“包丁の切れ味”を復活させるウラ技3つ

  • 2017.2.8
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毎日キッチンで使っている包丁。触らない日はない、という主婦のみなさんも多いですよね。

毎日使う道具ですから、劣化はどうしても避けられません。おろしたての時は切れ味バツグンでも、使い続けているとだんだん切りにくくなってきてしまいます。

トマトはまな板の上でグチャグチャに潰れ、鶏肉の皮はグニャグニャといつまでも切れない……切れ味の落ちた“なまくら包丁”は、お料理ストレスの大きな原因となります。

今すぐ包丁の切れ味を復活させたい! でも、砥石やシャープナーがない!

でも、大丈夫。実はそんなときに使える、とっておきのウラ技があるんです。

●(1)陶器のお茶碗でこする

キッチンに必ず存在する、お茶碗やお皿。これが砥石の代わりになるというのは、とある先輩主婦の談。

『陶器のお茶碗やお皿をひっくり返すと、ザラザラの部分があるでしょ。ここに包丁を水平にあてて、数回こするだけ。 砥石にはかなわないけど、イザってときの応急処置にはなるわよ』(50代女性/主婦)

筆者が半信半疑で試してみると……確かに、切れる切れる!

いつも上手に切れなかったゆで卵の黄身の部分も、グズグズにならずにスパッといくことができました。これは病みつきになりそうです。

●(2)アルミホイルを切ってみる

ただ、裏側といってもお茶碗はお茶碗。食器で包丁をこするのに抵抗がある人もいるかもしれませんね。

そんな人にオススメなのはこちら。アルミホイルを使う方法です。

『アルミホイルを何回か折り重ねて、それを包丁で切ればOK。ちょうど、カッターで紙を切るような塩梅 ですね。切れ味の落ちたハサミなんかも、アルミホイルをチョキチョキすると復活させることができますよ!』(40代女性/パート)

アルミホイルを切ると、目には見えないほど細かいキズが刃の表面につきます。この傷が、切れ味をよくするのだとか。

これも目からウロコの方法ですね!

●(3)大根とクレンザーを使う

ちょっぴり大技ともいえる、こんな方法を伝授してくれた先輩主婦もいます。

『普段なら捨ててしまう大根の首。この断面にクレンザーを少々ふりかけます。まな板の上に包丁を置いたら、大根を持ち、クレンザーのついた面でやさしく何度かこすりましょう 。研磨剤の効果で、切れ味を復活させることができますよ。あまり強くこすると、刃を痛める原因になるので気をつけてくださいね』(40代女性/自営業)

大根の首といえば、水に浸して葉を育てるくらいしか使いみちがないと思っていました。こんなふうにも使えるんですね。

●長く使うためには、サビから守ることが大事

最後に、正しい包丁のお手入れ方法をおさらいしておきましょう。

包丁にとって、一番の敵となるのはサビです。切れ味を保ち、少しでも長く使うためには、包丁をサビから守ることが必要不可欠。

使い終わったらすぐにキレイに洗い、サビの元となる塩分や食材の成分を落としておきましょう。また、刃の表面についた水分は布巾で拭い取っておきましょう。

はがねの包丁ならば、表面に薄くサラダ油をぬっておくのもポイント。次に使うときは、油を流してから使ってくださいね。

保管は風通しの良い場所で。シンク下の扉に包丁用の収納があるときは、その部分がムレやすくないか十分注意を払ってください。

『正しいメンテナンスが、包丁を長持ちさせてくれます。最初の数日は面倒くさいなと思っていたけど、1週間くらい続ければ一連の流れとして習慣化できますよ。今はもう、ちゃんとやらないと気持ちが悪いくらいです(笑)』(30代女性/主婦)

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ちなみに今回紹介したウラ技は、どれも応急処置的なもの。やり方によっては包丁に傷がついてしまうこともあります。

本格的に切れ味を復活させたいならば、砥石できちんと研ぐか、専門家にお願いしましょう。

気持ちよく切れる包丁で、ストレスフリーにお料理しましょうね!

●文/パピマミ編集部
●モデル/福永桃子

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