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【アラサー世代のメンタル対策】「心のコスプレ」対・上司編

  • 2017.1.31
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「職場での私の目的は、ありのままの自分を受け入れてもらうことではなく、いい仕事をすること。ならば目指す方向に相手が動いてくれるよう、自分の態度を変えればいいのでは」と「仕事でのコスプレ」術を編み出したタレントでエッセイストの小島慶子さん。思わず「いるいる!」な困った上司にはどんな心のコスプレを?

「心のコスプレ」を知っておけば、苦手な上司や先輩ともうまくいくかも?

仕事で「コスプレ」するってどういうこと?

イヤな態度をとる上司や先輩は「自信がないからそれを見せまいとして威張る」など、不安の裏返し。その不安をやわらげるコスプレで、相手がこちらを信頼し、仕事に協力してくれる可能性がアップするそう。「かといって相手を全面的に受け入れる必要はありません」と小島さん。「コスプレは自分の考えや気持ちを変えることではなく、うまくやるための工夫のひとつですから」。

横暴なジャイアン上司には、「太鼓持ち芸人コスプレ」

「部下の手柄は俺の手柄、部下のミスは部下のミス」的な上司は、「自分は仕事ができないかも不安」を抱えている可能性が。「偉そうにふるまうのはコンプレックスを抱えているからこそ。まずは、おっしゃるとおりです、と全肯定し、あなたが仕事ができないなんて思ってませんよ、アピール。内心はダメ上司と思っていてもOKです(笑)。オレを認めてくれている、と相手の不安がやわらいだどころで、すかさず自分の意見や主張を伝える。その場合、私の意見も聞いていただけますか?とお伺い形式で上司のプライドをくすぐって」(小島さん)

「おせっかい上司」には「番頭コスプレ」

口をはさむことで「オレもやってるんだ!」と存在をアピールしたいこのタイプの上司は「相手にされていない不安」が大きいそう。「言いたいことはまずは言わせてあげること。存分に話を聞いてあげ、オーバーリアクションを返してあげる。ダメな若旦那を盛りたてる気分で。ピンとがずれがちなのは話の文脈が読めないから。●●さんがおっしゃっているのは、~ということですよね、と主語を上司にし、自分のペースに話を誘導するのも手。思う方向に持っていくことができる扱いやすい上司です」(小島さん)
こんな風に少しポジティブにとらえて脳内コスプレが楽しめたら、どんな上司でもドンと来い!かも。本誌2月号「心のコスプレで仕事がスムースに回り出す!」では、ほかにも、タイプ別上司に合わせた心のコスプレ術を紹介していますのでぜひお見逃しなく!

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