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お家の「におい」絶対NG! 3スポットの対処方法

  • 2017.1.30
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よそのお宅にお邪魔したとき、その家の独特のにおいが気になることはありませんか?家の中のさまざまなにおいが混ざって生まれる、いわゆる“生活臭”。

家のにおいは、そこで生活している人にとっては気づきにくいものです。遊びに来たママ友などから「何かにおう」と思われていたらイヤですよね。家のにおいの原因になるものを知って、きちんと対策しておきましょう。

(c) irena_geo - Fotolia.com

■ドアを開けた瞬間気になるにおいは、玄関が原因!?
家のにおいの大きな原因が玄関です。家に入った瞬間に「くさい」と思われてしまうと、訪問客には悪印象。家の顔である玄関のにおいには、普段から気をつけたいものです。

においの発信源になってしまうのが靴。靴に足の汗がうつり、バクテリアが繁殖してしまうと、イヤなにおいを発生させることに。スニーカーなどはこまめに洗い、水洗いができない革靴は通気のよい場所で陰干ししましょう。

また、靴をしまう下駄箱の中は、湿気がたまりやすい場所。来客のないときは下駄箱の扉を少し空けておくなどして、できるだけ空気を通すようにしましょう。小さな容器に入れた重曹を下駄箱の中に置いておくと、におい対策にもなります。

■においのモトになりやすいファブリックの消臭対策
布はにおいを吸着しやすいもの。ソファーカバーやカーペット、カーテンなどのファブリックが、家のにおいの原因になっていることがあります。ソファーやクッションのカバー類は、こまめに洗濯を。カーテンやぬいぐるみなども、洗えるものは定期的に洗濯をするようにしましょう。

布製品の消臭対策にわが家で使っているのがミョウバン水です。スーパーやドラッグストアなどで売られている焼ミョウバンを使って、手軽な消臭スプレーを作ることができます。
焼ミョウバン5gに対して水150ccの割合を目安に、ペットボトルなどに入れた水にミョウバンを加え、一晩おいてよく溶かします。こうしてできたミョウバン水の原液を、水で10倍程度に薄めてスプレーボトルにうつせば、ミョウバンスプレーのできあがり。
水洗いしにくいソファーや布団のほか、スニーカーの消臭にも効果的です。

■犬や猫だけじゃない! ペットのにおいに注意
犬や猫などのペットを飼っている家では、とくに室内のにおいが気になりがちです。トイレの始末はもちろん、こまめな掃除などで清潔を保つようにしましょう。

「うちは犬や猫を飼っていないから大丈夫」という人も、油断は禁物。ハムスターや小鳥などは、カゴの中だけでなく、カゴそのものも時々掃除を。また、ペットのエサの食べ残しがにおいの原因になることもあるので気をつけましょう。

見落としがちなのが、熱帯魚などの水槽です。エサを食べきれないほど与えすぎていたり、水槽に対して魚の量が多く、排泄物がうまく分解されていなかったりすると、生臭いにおいを発することが。においが気になるときには、脱臭効果のある活性炭の使用がおすすめです。水槽のろ過器に入れる専用タイプもあるので、試してみてください。

また、家の中のにおいを取り除くには換気が大切です。定期的に窓をあける、換気扇を回すなどして、部屋の中の空気をこまめに入れ替えるようにしましょう。

とくに冬の時期は、寒さのために部屋を閉め切ったままになりがち。イヤなにおいをこもらせないために、しっかり対策をしておきたいですね。
(かとうともみ)

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