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大人の“夢の叶え方”を実践すると、ふつうの毎日がもっと楽しく愛しくなる。

  • 2017.1.30
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こんにちは、芳麗です。

皆さんは、「あなたにとって”夢”とは何ですか?」と聞かれたら、どう答えますか?

「夢は大切」とか「夢を見よう」とよく言いますが、「夢」は一概には定義できないものだなと思います。

年齢、性別、経験、置かれた立場や環境によって、「夢」の定義や意味合いや重さは変わってくるのではないかと。

例えば、雑誌『MORE』の読者は、20代後半の女性が中心です。

20代後半の女性ならば、「結婚」「出産」とか、「仕事でもうワンランクアップ」あたりが主流の夢でしょうか。

もちろん、人それぞれですが、20代後半は、世間的に“妙齢”と呼ばれ注目されるお年頃ゆえに、周囲のムードに押されて、普遍的な夢=自分の夢になりやすい時期ではないかと思うのです。

これが10代なら、もっと個々にオリジナルで無謀な夢を見ている人が多いし、あるいは、30代後半以降だと、自分というものがよくわかってくるからか、もっと現実的な夢にシフトするのかなと。

夢について考えているのは、この本を読んだからです。

著者は、小説家として億単位を稼ぎながら、 子供の頃からの夢である庭園鉄道生活を過ごす、森博嗣さん。

いわば、夢を叶えた人です。

ここで語られている夢と夢の叶え方は、甘くふんわりしたものでもなければ、もちろん、根性論もないし、そこらの自己啓発書ともちょっと違う。

本書は、「夢」というものについて、クールに分析・考察するところから、始まります。

夢が叶う人と叶わない人の違いとは?
どんな夢なら人生の支えになるか?

などなど、シンプルな問いなのに、その答えがいちいち深くて興味深い。

たとえば、夢には種類があり、まずは、抽象的な夢と具体的な夢に分けられること。それから、自分1人で叶えられる夢と、男性や子供や家族を巻き込んだ夢があること……etc.

夢を分類してみれば、自分はどんな欲望を抱いて生きているのか、心の奥底にあるものが見えてきます。

夢を現実にするための森さんオリジナルなアドバイスも記されています。

◇夢は静止画ではなく動画で見る
◇人を巻き込まない
◇職業の夢より趣味の夢
◇予定には常に余裕を

などなど、ハッとする案がいくつもあります。
詳しくは本書を読んでみて欲しいのですが、もう、一文だけ紹介を。

あなたの夢は、「見たい夢」か「見せたい夢」か?
“人に認められたい、人に褒められたい、人に勝ちたい という気持ちでは、夢は叶わない”。

この言葉に取り分け撃ち抜かれました。

夢を叶えたい人はもちろん、自分を知りたい人にぜひ読んで欲しい一冊です。

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