今年こそ行きたい！世界最大級のショコライベント「サロン・デュ・ショコラ2017」の楽しみ方

パリ発のチョコレートの祭典「サロン・デュ・ショコラ」が今年も開催されます。日本での開催が15回目を迎える今回は、会場を新宿から有楽町「東京国際フォーラム」に移し、世界17カ国から約100ブランドのチョコレートが大集結。チョコレートファン必見の“バイヤーおすすめショコラ”から、初めての人でも満喫できる「サロン・デュ・ショコラ」の楽しみ方まで、その見どころを徹底調査しました。

パリで生まれた、世界最大級の“チョコレートの祭典”

「サロン・デュ・ショコラ」は、その名の通り“チョコレートの祭典”。
1995年10月に初めてパリで開催され、今や会期中のべ10万人が来場する世界最大級のチョコレートイベントになりました。

日本では、東京をはじめ、京都、大阪、福岡、名古屋、仙台、札幌の8都市で開催。
なかでも東京会場は国内最大の規模で、毎年長蛇の列ができるほどの人気ぶり。
しかし、今年は、これまで開催していた新宿を離れ、有楽町「東京国際フォーラム」に会場を移すのだとか。
これまで気になっていたけど足を運べなかったという人も訪れてみるチャンスかもしれません。

まずは限定のセレクションボックスをチェック

毎年恒例となっている「サロン・デュ・ショコラ」限定のセレクションボックスは、人気・実力ともに一流のシェフたちとの競演により実現する逸品。
今年は「ショコラな人々」（9180円）、「お菓子とデザート」（5400円・メインカット）、「花」（6480円）をテーマにした3つのボックスが登場。「ショコラな人々」では15名の、「お菓子とデザート」と「花」では、それぞれ10名の「サロン・デュ・ショコラ」を代表するシェフのショコラが一度に味わえる夢のようなボックスです。

初めての人は要チェック！チョコの祭典を楽しむコツ

なんと言っても大切なのは“事前の情報収集”。
たくさんのショコラファンが詰めかける会場では、考えながら歩いていたのではお目当てのチョコレートを買い損ねてしまうかも。

「サロン・デュ・ショコラ」では、公式ホームページや公式MOOK本で情報を発信しています。
今回のイベントでは、なんと厳選したおよそ100ものブランドが出店し、世界から約70名のシェフが会場入りするそう。
気になるショコラ、会いたいショコラティエをしっかり決めておけば、よりスムーズに会場を見て回ることができますよ。

世界中の優れたショコラティエが一堂に会する貴重なイベント。気になるものはできるだけ手に入れて、ゆっくり食べ比べを楽しんでみましょう。

また、会場では、＜ジャン・ポール=エヴァン＞×＜クリスティーヌ・フェルベール＞のクレープ「クッサン ダムール」など、その場で味わうことができる、ショコラづくしのテイクアウトメニューも充実。こちらも事前に気になるメニューを確認しておきましょう。

来場の際は、歩きやすいファッションを心がけるのも「サロン・デュ・ショコラ」を楽しむための大きなポイント。また、チョコレートは喉が渇くため、お水を持参するのがおすすめです。

バイヤーおすすめショコラはこちら

1つ目は、日本初登場となるフランスの「ニコラ・ベルナルデ」。2004年、日本でいうところの人間国宝にあたる、M.O.F（フランス国家最優秀職人章）を取得したスターシェフです。繊細で甘美な世界観のあるショコラは、素材とショコラのバランスがよく、滑らかな口当たりは日本人におすすめ。

2つ目は、本場パリの「サロン・デュ・ショコラ」で行われるC.C.C.アワードで、2016年初登場にして金賞を受賞した「ラ・ヴェルデュール」。彗星のごとく現れた日本のショコラティエが、いま大きな注目を集めているのだそう。
写真の商品は、C.C.C.金賞受賞のアソートセット。上品な素材使いが美味しさを引き立てるチョコレートファンは見逃せない一箱です。

「ことりっぷ」で紹介した、京都の人気ショコラも

「サロン・デュ・ショコラ2017」には、以前、ことりっぷWEBでも紹介した「ショコラ ベル アメール京都別邸」も出展。東京ではなかなか手に入らない、あの人気ショコラを味わってみては。チョコレートファンが毎年心待ちにしている「サロン・デュ・ショコラ」。
東京会場の会期は2/2(木)から2/5(日)の4日間（一般会期）。そのほか7都市では2/1(水)から2/14(火)まで開催されます。
世界中から集まるとっておきのチョコレートの中から、お気に入りを見つけてみてくださいね。