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男たちも動け! お正月に「女ばかり苦労してる」と感じたエピソード3つ

  • 2017.1.26
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こんにちは、佐原チハルです。

お正月といえば「寝正月」という言葉もありますし、ゆっくり過ごせるようなイメージをしがちです。

でも実際は、「少しもゆっくりなんてできなかった!」「正月なんて来なきゃいい!」と感じている女性も少なくないのです。

そこで今回は、そんな女性たちの声を集めてみました。

●(1)台所以外に居場所をよこせ!

おせちは、“女性もお正月は休めるように”日持ちのするものを年末に作っておくようになったのだ、という説があるそうです。

『そんな説、全然信じられない。休むどころか、子どもたちと酔っぱらった男たちの世話で実家では台所で立ちっぱなし。全然休めなかった』(30代/2人の子のママ)

このご家庭のパパさんは、実は日頃は家事も育児もする人なのだそうです。

しかしママさんの実家では、「男は台所に立つべきではない」という“文化”があるせいで、パパさんも座っていることしかできなかった のだそう。

ママが全然座れないせいでパパも居心地が悪く、気持ちが全然休まらなかったと言っていたそうです。

『実家の父には「正月からそんな不満そうな顔をするな」って言われましたが、「だったらお前が動け。それを毎年、何十年も続けろ。動いてから言え」って思いました。実家に帰るのが毎年いやで仕方がないです』

●(2)たまには自分の実家でもお正月を過ごしたい

こちらは、上記とは逆に「実家に帰りたい」という声です。

『普段は、旦那から“男性優先”みたいなことは全然感じないんだけど、お正月だけは別なんです。「三が日は夫の実家にいるのが当たり前」って疑いもなく思っているみたいで、腹が立ちます』(20代/3歳の子のママ)

このママさんは一人娘で、しかも“遅くできた娘”とのことで、親御さんもすでに高齢なのだそうです。

遠くに住んでいて日頃なかなか帰ることができないため、ますます心配でお正月くらいは戻りたい といつも思っていたそう。

『ただ、去年父が病気したんです。年賀状でうちの父の写真を見て感じるところもあったようで、「娘のいない正月はやっぱり寂しいよな」「来年はこっち(=ママさんの実家)に帰ろうか」と、今年やっと言ってくれました』

来年のお正月は「久しぶりに楽しみ」なのだそうです。

●(3)自分の親に挨拶もしない旦那のお父さんに辟易してしまう

『旦那の実家に帰ると、「身内の介護は女の仕事」って感じなのが伝わってきちゃって、すごい憂鬱になります』(30代/2歳の子のママ)

この方の旦那さんのおじいさん(お義父さんのお父さん)は、一昨年から介護施設に入っているのだそうです。

それまでは仲の良い家族だったらしいのですが、おじいさんが要介護状態になってから、お義父さんが一切介護に関わらないでいるせいもあってか、ギクシャクし始めてしまったそう。

『介護をしていたのも、いま施設に顔を見せに行っているのも、お義母さんばっかり。このお正月もお義母さんと私たち夫婦は挨拶に行ったけど、お義父さんは家で待っていただけ』

「身内の介護は女性の仕事」 と強く思われているような気がしてつらく、怖かったそうです。

なお、このママさんの実家でも、お父さんは祖父母の介護は手伝いすら一切していなかったそうで、そのことも思い出してしまったとのこと。

『自分の親だからこそつらい、みたいなこともあるとは思うので、文句を言うつもりまではないのですが……。でも“妻の親の介護をする夫”なんて話はそうそう聞いたことないしな、っていうモヤモヤもあって。お正月から暗い気持ちになりっぱなしです』

今は育児に手一杯なので介護のことは『がんばって考えないようにしている』そうですが、遠くないうちに向き合わなければならないのだろうな、と実感したお正月だったそうです。

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女性にとってお正月は、体も気持ちも休まらないことが多いですね。

ママさんがそうした状態でいることを「居心地が悪い」と感じるパパさんがいるというのは、小さな希望ではありますが……。

女性も心身ともにリラックスできるような、そんなお正月が迎えられるようになってほしいですね。

●ライター/佐原チハル(フリーライター)
●モデル/杉村智子(まさとくん)

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