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京都で長い年月愛され続ける創作チョコレートのお店「ブランブリュン」

  • 2017.1.25
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「BRUNBRUN(ブランブリュン)」は、創業82年を迎える老舗洋菓子店です。京都産の素材にこだわったトリュフ、生チョコやハイカカオチョコレートなどバラエティ豊かな創作チョコレートがそろっています♪大人向けのボンボンショコラも新登場!バレンタインの贈り物におすすめですよ。

京都御所のすぐ近く、地元では知られた洋菓子店

京都市営地下鉄丸太町駅の5番出口から歩いてすぐ、竹屋町通と東洞院通の交差点北西角にある洋菓子店「ブランブリュン」を訪ねました。店名はフランス語の「ブラン」とノルウェー語の「ブリュン」をかけ合わせたもの。どちらも茶色という意味だそうで、まさにチョコレートを主軸にしているお店ならではの名前ですね。

京都の老舗のチョコレート店といえばこちらの名があがるほど、地元では知られた存在です。お店の入り口のショーケースには、チョコレートを使ったケーキと創作チョコレートが並びます。ケーキやチョコレートはもちろんテイクアウトでき、常連さんも初めての人もスタッフと談笑しながらケーキを買っていく姿が印象的です。

お店の奥にあるカフェでは、ケーキをはじめとするスイーツや、ランチもいただけます。静かにクラシック音楽が流れ、エレガントな雰囲気を醸し出すくつろぎの空間です。

見た目もかわいい創作チョコレート

京都の素材を用いたものには「丹波黒豆きなこトリュフチョコレート」(5個入1350円 ※メイン写真左)があります。丹波の農家から仕入れた深炒り黒豆きなこ、ベルギーのカレボー社のホワイトチョコレート、北海道の生クリームなどがブレンドされ、カリッとかめば香り豊かなきなこの風味が口中に広がります。メイン写真右の「宇治の抹茶トリュフチョコレート」(5個入1350円 ※同右)は、ほろっと苦い宇治産の抹茶と甘くなめらかなミルクチョコのバランスが絶妙で、濃厚な味のハーモニーにうっとり。

オレンジの包みもかわいい「ショコラーデ・ピキプキ」(300円)には、ふわんと香るナッツとふわふわマシュマロが隠れていて、食感も楽しめます。

男女問わず幅広い年齢層に愛されています

3代目の奥様である西村智子さんは、お店のこだわりとして「厳選した国内外の素材を使い、機械化せずに一つひとつていねいに手づくりすること」とおっしゃいます。また、「ブランブリュン」のチョコレートやケーキの特徴は、濃厚さを残しながらも軽い口当たり、甘さ控えめで後味がすっきりしていること。「チョコレートはここで」と決めているお客さんも多いそうですよ。

取材にお伺いした日も開店と同時にお客さんが次々と訪れ、楽しく迷いながらお気に入りを買っていました。チョコレートが貴重で口にできる人も少なかった時代から、意欲的に創作チョコレートを手がけてきた「ブランブリュン」。長い年月、京都の地元の人たちに愛されているチョコレートの数々を味わってみませんか?

バレンタインの新作チョコレートは5種類のボンボンショコラ

2017年の創作ショコラは、産地によって味の異なる5種類のチョコレートで作られたボンボンショコラ「ボン・ボヤージュ」。
それぞれのチョコレートには相性の良い、コニャック、オレンジ、レーズン、コーヒー、カシスのフレーバーがついていて、一粒ごとに豊かな風味が広がります。

今年のバレンタインは、ちょっぴり大人なショコラを贈ってみませんか?

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