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女子力満点のお部屋に♡「スワッグ」のある暮らし。

  • 2017.1.24
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自然の美しさをいかした、お洒落なアレンジメントで人気のフラワースタイリスト平松朋子さんに、注目の「スワッグ」の作り方を教えていただきました。お気に入りの草花を使った、あなただけのスワッグがお家で。

まずはシンプルだけど存在感たっぷりの簡単スワッグに挑戦

壁に飾るだけで、部屋のいいアクセントになる上に、森の中にいるようなグリーンの香りに癒されると、ナチュラル系女子に人気の「スワッグ」。フラワーアレンジメントやスワッグ作りなどを教えている教室「ふたつの月」を主宰する、フラワースタイリスト平松朋子さんに、そんな魅力たっぷりのスワッグの作り方を教えていただきました。まず、初心者におすすめなのが枝もの1種類のシンプルなスワッグ。今回はユーカリのスワッグに挑戦です。

用意するもの

・花材(今回は、ユーカリを数本)
・麻ひも(1m)/手芸店や雑貨店、百円ショップなどでも購入可
・リボンなど(好みのもの)
・はさみ

スワッグの作り方

(1)全ての花材の根本から10センチほどの部分は、まとめやすいように、葉を落としておく。

(2)利き手と反対の手の中に、一番長いものから順に短い枝を重ねていく。この時、花や実のついたものは短めにして、最後に重ねると、仕上がりが美しくなります。また、花を結ぶ部分は、枝同士をできるだけ並行に重ね、交差しないようにすると、結んだ後にゆるみにくくなります。

(3)花材をすべてまとめたら、全体のバランスを見て長さなどを調整する。

(4)かたちが決まったら、麻ひもを6~8周(スワッグの大きさによって巻き付ける回数は異なる)ほどまきつける。この時、麻ひもが重ならないように、ぴったりときつめに。

(5)しっかりと麻ひもを巻き付けたら、固結びをし、残った部分で輪っかをつくって結ぶ。この輪が、壁などに掛ける部分になるので、必要に合わせて長さを調整。余った紐は、はさみで切る。

(6)麻ひもの上を、好みのリボンなどで結びます。今回は、麻の繊維を使ってみました。あとは、直射日光を避けた、風通しのいい壁にかけて、じっくりと乾燥させたら完成。花材にもよりますが、2~3週間で、完全に乾きます。今回使ったユーカリは、初心者でも扱いやすいということで、平松さんおすすめの花材。なんと、その種類は500種類以上もあるそうです。枝が赤身を帯びたものや、白っぽいもの。葉の形も、細長いものから丸いものまで様々。自分好みのユーカリを見つけてぜひ、スワッグ作りに挑戦してみましょう。

次は数種類の花材を使った、中級編にチャレンジ

次に教えていただいたのは、お花やグリーンなど数種類の花材を使ったもの。今回平松さんが用意してくださったのは、写真左から、バーゼリア、コットンフラワー、バンクシャー、ライスフラワー、ユーカリ2種、フィリカ。作り方は基本的に、花材1種類の時と同じです。

同じ種類の花材をまとまりに

この時、同じ種類の花はバラバラにせず、ある程度まとまりにして束ねていくと、仕上がりが美しくなるそうです。

ワイルドフラワーって? 未知の花材との出会いも楽しい

バーゼリア、バンクシャーといった花材は、ワイルドフラワーと呼ばれる、南アフリカ原産の花。個性的な形と、独特の質感が特徴なので、お洒落な雰囲気を簡単に演出できます。また、コットンフラワーやライスフラワーなど、綿毛のようなふわふわな質感の素材は、温かみのある仕上がりに。

花器に生けた後はスワッグに!

また、下準備で間引いた根本の葉や花を使えば、小さなスワッグが完成! これらのスワッグは2~3日、花瓶に入れて楽しんだ後、乾燥させることも可能です。最初は切り花として楽しんだあと、乾燥させてスワッグにすれば、お気に入りの花を長く楽しめます。自然を生活に取り入れられる、スワッグのある暮らし、おすすめです。
writer / カオリーヌ photo / 川村尚子

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