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身体ナビゲーションVol.29 「内分泌腺と主要ホルモン」

  • 2014.12.5
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こんにちは。健康管理士のSAYURIです。

前回から内分泌腺とホルモン(内分泌液)(http://papimami.jp/31074)についてご紹介させていただいていますが、一般的に知られているのは女性ホルモンや男性ホルモン、成長ホルモンくらいかと思います。

今回は、私たちが無意識のうちに分泌され、さまざまな体の調整をしてくれている内分泌腺と、そこから分泌される主要ホルモンについてご紹介させていただきます。

●下垂体

脳の視床下部の下に位置し、さまざまなホルモンの調整をします。主に下垂体から分泌される成長ホルモンは、骨の成長や筋肉の発達に作用するだけでなく、皮膚の新陳代謝や脂肪の燃焼にも関わっています。

●甲状腺

喉の前面、左右の鎖骨の中間の上あたりに位置し、代謝や血中カルシウムの調整をします。

甲状腺から分泌される甲状腺ホルモンは、栄養素を分解・代謝して生命維持に必要なエネルギー生産に関わるホルモンです。脳の下垂体から分泌される甲状腺刺激ホルモンによって分泌が調整されています。

●ランゲルハンス島

膵臓の中にある島のような形状の細胞で、ホルモンを分泌します。ランゲルハンス島で分泌されるインスリンは糖質を細胞に取り込みエネルギーに変えて血糖値を下げる働きをします。

●副腎

腎臓のすぐ上に位置し、さまざまな種類のホルモンを分泌します。主な副腎皮質ホルモンはステロイドの代表格でもある糖質コルチコイド(コルチゾール)で糖質やタンパク質などの代謝や免疫反応などにかかわります。

●卵巣

子宮の両側に位置し、卵子を作り女性ホルモンなどを分泌します。

女性ホルモンには卵胞ホルモン(エストロゲン)と黄体ホルモン(プロゲステロン)の2種類があり、黄体ホルモン(プロゲステロン)は子宮内膜を受精卵が着床しやすいように整え、妊娠を助けます。

また、体温を上昇させる働きがあります。妊娠した場合は分泌が続き、赤ちゃんが育ちやすい子宮環境を整えます。妊娠していなければ分泌量が減少し、子宮内膜を体外に排出させるのを助けます。そして、卵胞ホルモン(エストロゲン)は子宮に作用して受精卵のベッドとなる子宮内膜を厚くする働きをします。

さらに、女性らしさを作るホルモンとして、乳房の発達、皮膚、骨、筋肉、脳、自律神経などの働きにも関係しています。思春期から分泌量が多くなり30代でピークに達し、更年期になると減少します。

●精巣

陰嚢の中にあり、精子を作り、男性ホルモンを分泌します。主に精巣で分泌されるテストステロンは筋肉や骨格、体毛、声変わりといった男性的特徴を形成するホルモンです。

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分泌量はいずれもごくわずかな量ですが、体の機能に大きな影響を与えるホルモン。いずれも視床下部からの指令で調整されているのですが視床下部はストレスに影響されやすいため、内分泌といった分野で見てもストレスのコントロールが大切なことが分かると思います。

【参考文献】

・総務省認証予防医学学術刊行物『ほすぴ』成人病予防対策研究会発行

(ライタープロフィール)

SAYURI(心理食育インストラクター)/長年の医療機器メーカー勤務の経験から健康管理士、食育インストラクター、心理カウンセラーの資格を取得し、健康管理士事務所『優縁』を設立。現在、食で愛を育む食愛ナビゲーターとして、食育の講演や執筆活動を中心に、NPO法人『予防医療推進協会』理事長として、成人向けの生活習慣改善のさまざまな提案を発信中。

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