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カリッモチッの食感にハマりそう! 神戸のマラサダ&コーヒーショップで、ハワイで愛される味を

  • 2017.1.18

古着屋さんや飲食店が集うエリアである神戸・元町のトアウエストエリア。ここでハワイの定番おやつマラサダとコーヒーを提供するのが、「Ravo Bake Coffee(ラボベイクコーヒー)」です。熱々のマラサダはカリッと揚がり、ひと口かじればふんわりモチモチの世界へ。こちらのお店ではハワイで教わった伝統的な作り方で、マラサダを毎日手づくりしています。

JR・阪神元町駅から歩くこと約5分。駅から続く坂道のトアロードを右に曲がると現れるのが「ラボベイクコーヒー」です。オーナーの神原さんがパンとコーヒーのお店を開店したいと考えていたところ、たまたまハワイのベーカリーで出合ったのが、ハワイの定番おやつとして親しまれているマラサダでした。

現地ではベーカリーによって、マラサダの食感も千差万別。
神原さんが手がけるのは、ひと口かじると思わず笑みがこぼれてしまいそうなモチモチとした弾力が嬉しいマラサダです。プレーンやあんこバター、月替わりの季節のマラサダなど常時5種類が楽しめますよ。

こねないから生まれる、魅惑の食感

パンの一つと聞くと、たくさん生地をこねることで、この独特な食感が生まれているように思いますが、実は「ラボベイクコーヒー」では、あまりこねないことを大切にしています。そうすることで酵母が膨らむ部分と、膨らまない部分の差を生み出しているのだそう。
生地には北海道産の濃縮ミルクとマッシュポテトを使うことで、密度の高いマラサダが生まれています。このレシピ、実は神原さんのお気に入りのマラサダを作るハワイの方から教わったものなのだそう。

できたてを頬張って、ハワイに思いを馳せて

1番人気はプレーンの「シュガー」(130円)。揚げたてに砂糖がまぶされたマラサダは、ほんのりとした甘さが嬉しいシンプルな味わい。
次に人気の「あんこバター」(190円)は、スライスしたバターとあんを一緒に挟んだ、甘じょっぱさがクセになりそうな一品です。熱々のマラサダをカットしてバターを挟んでいるので、だんだんとバターが溶けて生地へ馴染んでいき、変化を味わいながら楽しめます。

深みのあるスッキリとしたコーヒーを一緒に

マラサダと一緒にいただけるのは、神戸・栄町で焙煎を行うコーヒースタンド「Lima Coffee(リマコーヒー)」の豆を使ったコーヒーたち。エスプレッソ(300円)やラテ(450円)をはじめ、全部で6種類のメニューの中から選ぶことができます。

なかでも人気なのが月替わりのコーヒー。取材時(11月)のメニューは「塩キャラメルブリュレラテ」(470円)。キャラメルソースが入ったラテに、粉糖をかけてバーナーで焼き上げるという、一杯一杯手間をかけた作り方です。
上の部分がキャラメリゼになり、注文すると香ばしい香りと甘い香りが、ふんわり漂ってきました。特に週末はこのマラサダやコーヒーを求めて、お店にはたくさんの人の姿が。基本的にはテイクアウトのみなので、マラサダとコーヒーを手に、トアウエストを散策するのも良さそうですね。

歩き疲れて休憩したいという時は、お店横のベンチでひと息。じんわりとした甘さと魅惑の食感が、ちょっぴり贅沢なひと時へ誘ってくれますよ。

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