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Movie Column 11【後編】

  • 2017.1.17
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最新主演作『ネオン・デーモン』のクールな作風とは対照的に、素顔のエル・ファニングはよく笑うフレンドリーな、自然体の女の子。インタビューの後編では、スキャンダラスなハリウッドでピュアな魅力を保ち続ける秘訣など、プライベートな一面に迫る。

 

 

 

Q、幼い頃からキャリアをスタートし、トップスターでありながらスキャンダルのない落ち着いた日常を送られていますね。心がけていることなど教えてください。

 

わたしにとってバランスがあることはとても重要なの。今は高校を卒業したばかりなんだけど、普通の高校に通ったことはすごく重要な体験。普通の友人たちがいて、その友人の家へ遊びに行ったりとかね。普通の子供時代を過ごすということは自分、そして両親にとってもすごく重要なことだったわ。

 

映画の仕事は、友だちが学校の後にサッカーの練習に行くのと同じような感じだった。自分なりの課外アクティビティーみたいな形でずっとやっていて、そうすることでプライベートと仕事とのバランスを保つことができたの。

今も両親と住んでいるんだけれど、それも秘訣かもしれないわ。家に帰ったら、自分のことは自分で片付けをしなくてはいけないもの!

 

Q、『ネオン・デーモン』では誰もが目を奪われてしまう美少女ジェシーを演じていますが、ズバリあなた自身が美しいと思う人はどんな人でしょう?

 

わたしの美しさの物差しは、彼ら、彼女たちを愛しているかどうか、内なる美しさを感じられるかどうか。もちろん外面的な美しさも備わっているけれど。自分の姉であったり、祖母や母かしら。それから友人たちも。

 

©gunther-campine-ressources

 

 

Q、最後にもうすぐクリスマスですが、お姉さんであるダコタへのプレゼントは決まっていますか。(このインタビューはクリスマス直前に行いました)

 

ダコタはジュエリーが大好きなの、特に指輪とかね。ヴィンテージ風の、ヴィクトリア朝時代のゴールド系が好きだから、そういうものを探そうかな。財布でもバッグでも、ほかにはないようなヴィンテージもの、ユニークなものをプレゼントに選ぶようにしているわ。

 

 

『ネオン・デーモン』

物語の舞台はLA、ファッション界でトップモデルを目指して田舎町からやってきたジェシー(エル・ファニング)。夢を抱いて、開いたドアの先は女たちの美への執念、そして野心がうごめく世界だった。エッジの効いた映像と音楽に彩られたスリリングな展開は、危険なおとぎ話のよう。

 

 

1月13日よりTOHOシネマズ六本木ヒルズほか全国順次ロードショー

配給:ギャガ

© 2016, Space Rocket, Gaumont, Wild Bunch

 

Interview:Momoko Yokomizo

 

 

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