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小学生の平均○円! 子どもの金銭感覚が育つ“お小遣い”の渡し方

  • 2014.12.4
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【ママからのご相談】

小学2年生の娘がいます。最近、同級生でお小遣いをもらっている子が増えているようで、気になっています。実際のところ、一般的にどのようにいくらぐらいお小遣いを渡しているのでしょうか。夫やママ友ともお金の話はあまりできず、悩んでいます。

●A. お金を通じて欲望のコントロール力と判断力を育てる。

ご相談ありがとうございます。ライターの川中利恵です。

子どものお小遣いについては、わが家でもかなり頭を悩まされてきた課題の一つでした。お金に関する感覚は家庭ごとに異なり、また親の財力によって大きく左右されるものです。「みんなと同じ」であろうとすることは難しく、だからこそ慎重にならざるを得ないものでもあります。

“一般家庭のお小遣い”は気になるものですよね。

●一般的な小学生低学年の小遣いは、“ときどき100円”

金融広報中央委員会が平成22年に実施した『子どものくらしとお金に関する調査』によると、小学生の約8割、中学生・高校生の9割弱が、“もらっている”と回答しているように、ほとんどの子どもがお小遣いをもらっていることが分かっています。

また、どのような形でもらっているのかといえば、小学生低学年では、小遣いを“定期的にもらう”よりも、“ときどきもらう”と答えた子どものほうが多いことがわかっています。学齢を重ねるごとにこの比率は変化し、高学年ではおよそ5割の子どもが“定期的にもらう”と答えています。

定期的に1回にもらう額で最も多い回答は100円、高学年で1,000円という結果でした。一方、定期的にもらう子どもの月額で最も多い回答は、全学年を通じて500円です。

●消費社会にさらされる子どもたち

地域差はあるでしょうが、私たちが子どものころ、友達と遊ぶためのお金はほとんど不要でした。遊ぶ場所が豊富にあり、道具がなくても集まれば何かしら遊ぶことができたためです。しかし、今、学校の校庭や公園など、純粋に遊ぶためだけに制約なく集まれる場が失われつつあるように感じています。

自由に遊べる場所があっても、トレーディングカードやゲーム機がないと遊べない子どもが多くなったようです。そのため、普通に遊ぶ友達を作るだけでも何かしらの“アイテム”が必要とされる傾向があるようです。

私たちが思う以上に子ども同士の交流上、“お金”が必要になっているのかもしれません。

●欲望のコントロール力と判断力を育てる

必要なときに数百円渡す、という方が圧倒的に多い結果となったお小遣いですが、たとえ1回が100円でも、月に10回渡せば1,000円になります。個人的な意見ですが、これでは上限があってないようなものはないでしょうか。家庭にもよるかもしれませんが、使えるお金には限りがあります。将来にわたり、“欲しいモノ”すべてを購入し続けられるわけではありません。

だからこそ、お金を使うようになった今から、本当に必要なものは何かという判断力と、欲しいものはすべて手に入れたいという欲望をコントロールする力を養ってゆくことが必要です。そして同時に、ただ我慢するだけでなく、手持ちのお金をどうすれば欲しいモノを手に入れられるかを教えるべきでしょう。

決まった金額の範囲で欲しいものを考え、足りなければ貯めて、欲望をコントロールしてゆく。その練習を行い、身に付けていける時期が今なのではないでしょうか。

そのためにも、個人的には定額の小遣いを決まった日に必ず渡す方法がベストなのではないかと思います。もちろん、小遣い帳を必ずつけさせ、チェックして、使い道について話し合ってみてください。

お金の話はできるだけ避けたいかもしれません。でもお金は、生きてゆくために欠かせないモノです。低学年は、ちょうど足し算引き算もクリアし、数の概念も身に付く時期です。

「まだ早い」ではなく、一度家族で話し合い、改めてお金やお金の使い方について考えてみてはいかがでしょうか。

(ライタープロフィール)

川中利恵(在宅ワーカー)/IT系からインタビュー、コラムなど雑多なジャンルの執筆を手がける在宅ワーカー。21歳のときにデキ婚し、2児に恵まれるも26歳で離婚。以降、女手一つで子どもたちを育てつつ、現在に至る。都内開催の一人親家庭支援や在宅ワーク系セミナーで壇上に立つことも。子どもたちとは少し遠くから見守るスタンスで、それが結構面白い。ポリシーは、「やりたいことがあるなら時間を作ればいいじゃない!」

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