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トイレに行くとき、どうしてる? ママたちに聞いた「赤ちゃんの後追い対策」

  • 2017.1.12
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少しでもママの姿が見えなくなると大泣きしたり、つたないハイハイで追いかけようとしたり。赤ちゃんの成長過程には、このような「後追い」の時期があります。成長の証と考えると喜ばしいことですが、その一方で、家事が難しくなる、トイレに行けない…といった悩みも。

世のママたちは、この「後追い期」をどんな方法で乗り切っているのでしょうか?

© Szasz-Fabian Erika - Fotolia.com

■時計に助けられた!

「娘の後追いがひどくてストレスを感じていた時期がありました。私が隙を見てトイレに行こうとすると、すかさず大泣き。『追ってきてケガをしたら』と思うと放っておけず、結局は抱っこした状態で用を足すしかない…という日々。

そんなとき、友人から1時間ごとに音楽が流れて人形が動く時計をプレゼントされたのですが、それがどうやら娘の興味をひいたようで。

鳴るたびに、ジッと見入っているんです。『コレは!?』と思って時計が鳴るタイミングに合わせてトイレに行ってみると、大成功! 時計に夢中の娘は、私がいなくなっていたことに気づいていないようでした」(Kさん/主婦)

それ以降、できるだけトイレに行くタイミングを時計に合わせるようにしたというKさん。後追いから完全に開放されたわけではないものの、ときどき落ち着いてトイレに行けるようになっただけでも、ずいぶん気持ちが軽くなったそうです。

生後6か月くらいから音の出るオモチャに興味を持ちはじめるようなので、ママがトイレに行っている間、赤ちゃんの関心を引いてくれるようなアイテムを準備しておくと役立つかもしれません。

■「声掛け」を大切に

「我が家では、『トイレに行ってくるよ、すぐ戻ってくるね』『洗濯物を干しに、ちょっとベランダに行ってくるね』と、ほんの少しでもそばを離れるときは、かならず声をかけるようにしていました。

もちろん最初はそれでもダメでしたが、次第に後追いしないように。根気よく声をかけ続ければ、赤ちゃんも安心するのでは?」(Fさん/主婦)

赤ちゃんが後追いするのは、「ママがどこかへ行ってしまう!」「もう戻ってこない!」と不安になるからだと言われています。最初は理解してもらえないかもしれませんが、「ちゃんと戻ってくるよ」と毎回伝え、安心させてあげると後追い期が早く終わるかもかもしれません。

■しっかりスキンシップ!

「息子の後追いがひどかった時期は、とにかくコミュニケーションを取るよう心がけていました。家事などでどうしてもそばを離れないといけないときは、その前にしっかりと息子と遊んでおく。そうすると満足するのか、私の姿が見えなくても泣かないことがだんだん増えて、わりと早めに後追いがおさまりました」(Iさん/医療・福祉)

「とにかく私の姿が見えないと泣く。洗濯物を干そうと思ってベランダに出ると、ガラス越しに姿が見えているはずなのに泣く。

そんな状態だったので考え方をちょっと変えて、『どうすれば、離れる時間を短くできるか』を考えることにしました。洗濯物を干すときは、ハンガーにつるすところまでを家の中で終わらせて、ベランダに出る時間を短縮。家事中はできるだけおんぶして、くっついている時間を増やしました」(Hさん/主婦)

赤ちゃんが満足するまでママが一緒にいれば、次第に不安を感じなくなり、後追いが軽減されていくこともあるそうです。

Iさんのように用事をする前にしっかり遊ぶ、またHさんのように離れる時間を短くするなどの工夫をして、なるべく赤ちゃんを安心させてあげましょう。

■後追いでの事故に注意

日々成長する赤ちゃんは、ママが思いもよらない行動をとることがあります。「ココには入ってこられないはず」と思っていたら、気づくと赤ちゃんが足元に…ということも。

特に火や刃物のあるキッチンでの作業中、コードがある掃除機の使用中、ベランダに出るときなどは注意が必要です。

また、赤ちゃんの移動範囲が広がってスピードが増せば、それだけ事故のリスクも高まります。あらかじめ危険な場所にはベビーゲートを設置しておくなど、事故防止の工夫をしておきましょう。

どこへでもついて来たがる我が子の姿は愛おしいものの、一方でストレスを感じてしまうママも多い様子。家事もトイレもままならないのはやはり困りますし、できれば早く後追いから卒業したいもの。

しっかりスキンシップをとって安心させてあげれば、後追いの期間が短くなるという説もあります。そのときに対応する工夫に加え、できるだけ早く後追い期が終わるよう、赤ちゃんとのスキンシップも大切にしたいですね。
(森川ほしの)

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