1. トップ
  2. グルメ
  3. 山陰の小京都…島根 津和野でのんびりサイクリングはいかが?

山陰の小京都…島根 津和野でのんびりサイクリングはいかが?

  • 2017.1.11
  • 2638 views

島根県の内陸部、山口県との県境にある津和野は、「山陰の小京都」とも呼ばれ、情緒漂う城下町です。町屋が続く本町通り、明治から大正にかけての史跡が並ぶ殿町通りなど、個性豊かな通りに囲まれた町を、自転車で身軽にめぐってみませんか。

津和野についたら、駅そばのレンタサイクルへ!

JR津和野駅についたら、まず駅前にある「かまい商店」で自転車を借りましょう。かまい商店は自転車200台を備え、お店で手荷物を無料で預かってもらうことができます。JR津和野駅からすぐなので、到着後そのまま向かえば、すぐに自転車でおでかけすることが出来ますよ。

まずは丘の上に建つ小さな聖堂「乙女峠マリア聖堂」へ

「乙女峠マリア聖堂」までは、川沿いの小道を上っていきます。手入れの行き届いた敷地内に、小さな聖堂やマリア像などが建ちならぶ、趣きある聖堂までは自転車で数分。自然に囲まれた敷地内は、自由に見学することができます。ステンドグラスなど、あちこちにこの地で殉教した隠れキリシタンたちの歴史が記されているので、探しながら巡ってみましょう。

気軽に立ち寄れる、伝統ある日本酒の蔵元へ「古橋酒造」

次に訪れたいのは、明治創業の日本酒「初陣」の蔵元。蔵内ではスタッフによる酒造りの解説を聞いたり、昔ながらのたたずまいを残した酒蔵を見学したりできます。冬季には、事前に予約をすれば、日本酒作りの作業風景を見ることができますよ。

お屋敷跡の食事処でひとやすみ「沙羅の木 松韻亭」

「沙羅の木 松韻亭」は、津和野藩家老の屋敷跡に建つお食事処。日本庭園を望める茶室や洋風のカフェスペースで食事ができますよ。笹そばや、ふきご飯など、山菜を中心とした郷土料理のほか、抹茶や銘菓も味わえます。

城下町でひと際目立つ白亜の教会「津和野カトリック教会」へ

「津和野カトリック教会」は、1931(昭和6)年にドイツ人のシェーファ司祭によって建てられたゴシック建築の教会です。協会の内部は畳敷きで、窓にあしらわれたステンドグラスから差し込む光が、畳を色鮮やかに照らす美しい設計になっています。敷地内の展示室でキリシタンの歴史を学んだら、厳かな空気をゆっくりと味わってみて。

おやつには、上品な和菓子が並ぶ老舗へ「三松堂 菓心庵」

カトリック教会からすぐの「三松堂 菓心庵」は、築120年の古民家を利用した、昔ながらの和菓子屋さん。季節ごとに変わる和菓子や津和野銘菓の源氏巻など、味も見た目も上品な甘味がそろったお店です。甘さ控えめの自社製あんがぎゅっと詰まった「源氏巻」(1本260円)は、津和野の銘菓として知られています。サイクリングの休憩に、ぜひ味わってみて。

********

通りごとにそれぞれ異なる趣をもつ津和野の町は、自転車があれば気軽にひとまわりすることができます。晴れた日には、異国情緒あふれる町並みを風をきって進んでみてくださいね♪

の記事をもっとみる