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やりすぎじゃナイ? 自称“富女子”に聞いた基本&驚きの貯金術8選

  • 2017.1.8
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2015年に発売された永田雄三さんの著書『富女子宣言~20代女子が5年で1000万円貯める方法~』がキッカケで注目されるようになった、「富女子(ふじょし) 」。

20代の普通のOLが貯金1,000万円を貯めたというから驚きです。

しかし、女性の貧困が社会問題になっている一方で、こうした若いうちからお金をしっかり貯めている「富女子」が増えているのも事実。

他人に貯金額を言うことも聞かれることもあまりないため(聞かれても本当の額を答える人は少数でしょう)、半信半疑の方も多いと思いますが、私の周りにも富女子は確かに存在しています。

そこで今回は、自称“富女子”3名に聞いた、基本の貯金術&驚きの貯金術 をご紹介したいと思います。

●基本編

●自動積立貯金をする

こちらは基本中の基本。給与が入ったらそこから毎月決まった額を自動積立にするという方法です。これなら自動的にお金が貯まっていきます。

『私は毎月9万円、自動積立にしてる。残った金額でやりくりして、さらに残ったお金やボーナスも貯金。貯金額がどんどん増えていくのを見るのが楽しい! 』(29歳女性・Tさん/手取り月収26万円、現在の貯金額870万円)

●飲み物と弁当は持参

こちらも話を伺った女性全員に共通していたことですが、職場へは飲み物もお弁当も持参とのことです。

『会社に電気ポットがあるので、ティーバッグを持って行ってます。お茶は毎日飲むから、これがけっこうチリツモ なんですよ。お弁当ももちろん毎日作ってます』(28歳女性・Kさん/手取り月収23万円、現在の貯金額700万円)

飲み物に関しては、水筒を持参する人と、ティーバッグを持参して職場でお茶を作る人に分かれました。

1日分としては小さな出費でも、毎日となるとやはり大きな出費になるので、これは見習いたいところですね。

●服は最小限しか持たない

洋服は単価が高いため、1着購入しただけでも大きな出費となってしまいかねません。そのため、3名とも服はお気に入りのものを数着しか持たないようにしていると言います。

『若いときは安物をたくさん買っていたこともあったけど、お金を貯めるのが楽しくなってからは服は決まったものしか着てない 。結婚したらますます買わなくなっちゃった』(33歳女性・Sさん/手取り月収25万円、独身時代の貯金額1,000万円以上、現在は秘密)

前述のTさんは、『数年前から、高いけど質がいいお気に入りのブランドの服しか買わないようにしてる。何年着ても飽きないように、あと着回しがきくように、ベーシックなものを選んでる 』とのこと。

Kさんは、『ユニクロとかZARAとか、プチプラブランドの服をとことん着倒します。1枚買ったら1枚捨てる、という感じで、クローゼットの中はいつも同じ枚数しか入ってません。必要最低限の服だけ にしています』とのことです。

●しっかり目標を持って貯蓄の計画表を立てる

何歳までにいくら貯めたいか、そのためにはどのように貯金をしていくか、しっかり計画を立てることが肝心です。

例えば、Kさんは30歳までに貯金1,000万円を目標にしており、結婚できなかった場合はマンションを購入したいとのこと。

昨年からは貯金だけでは増やせるお金に限度があると思い、資産運用についての勉強を始めたそうです。

また、貯金額はExcelで管理し、毎月いくら貯金できているか、何にいくら使ったかが一目瞭然なのだとか。これを眺めているだけでやる気になると言います。

目標が明確で、計画通りに貯金が進んでいけば、お金を貯めるのが楽しくなるのかもしれませんね。

●そこまでする!? 編

●冷暖房は使わない

『夏は凍らせた2Lペットボトルを扇風機の前に置いて、保冷剤をタオルに包んで首に巻いておけばクーラーいらず。冬はたくさん着込んで彼氏とくっついたり、ブランケットにくるまったりしていれば暖房なしでも大丈夫』(Tさん)

確かに、東京で気密性の高いマンション暮らしの場合、たくさん着込んで防寒対策をしておけば暖房なしでもいけます。でも、私には夏にクーラーなしは耐えられません……。

●仕事の後は直帰が鉄則

『職場の飲み会とかは行きません 。お酒が飲めないのもあるし、ムダなので……。奢りのときも行きませんね。奢りのときだけ行くと、印象悪いし(笑)。友達に誘われたときは、大体うちに招いて手料理を振る舞います。料理が好きだし、家なら安上がりだし』(Kさん)

Kさんは家で過ごすのが大好きとのこと。外食もほとんどしないそうです。家で読書したり、料理の作り置きレシピを考えたり、趣味のイラストを描いたりしている時間が幸せだと言います。

無理して苦手な場に行ってお金を使うより、好きなことをして節約になるなら願ったり叶ったりという感じでしょうか。

●隙間時間にもコツコツ稼ぐ

『独身時代から、ヒマな時間はアンケートモニターサイトでアンケートに答えてポイントを貯めたり、クラウドソーシングサイトでライティングをしたり、不要なものをネットオークションに出品したりしてお小遣い稼ぎしてた。家族から「そこまでしなくても」って呆れられてたけど、私は好きでやってることだし、楽しいんだよね。あんまりわかってもらえないけど(笑)』(Sさん)

空いた時間でコツコツとお小遣い稼ぎ……見習いたいものです。

●食材は1円でも安いところで買う

『食事の材料は、毎週日曜に1週間分をまとめ買いします。周辺のスーパーのネットチラシを見比べたり、いくつものスーパーを見て回ったりしながら、最安値のものを購入 します。節約しながら運動もできて一石二鳥です』(Kさん)

労力を惜しんではいけないということですね……。

また、Kさんは「いつも決まった食材を購入する」「野菜の皮も料理に使うので、生ゴミはほとんど出ない」とも言っていました。

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いかがでしたか? 3人に共通していたのは、貯金のための節約も自ら楽しんで行っているということ。

そのため、中には「やりすぎなんじゃ……」と思うものもありますが、基本編はおさえておきたいところですね。

将来への不安から、実はガッツリ貯めているという女性は多いもの。「貯金、ぜんぜんしてなぁ〜い!」なんて友達の言葉を真に受けて散財していると、後悔することになるかもしれません。

貯金ができないという方は、将来必要になるお金を計算し、いつまでにいくら貯めたらいいのかを明確にし、少額から自動積立貯金を始めてみてはいかがでしょうか?

●文/パピマミ編集部
●モデル/香南

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