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子どもとする書初め、消しゴムはんこで本格派!【おうちで季節イベント お手軽アートレシピ Vol.3】

  • 2017.1.6
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あけましておめでとうございます!そんたんママです。
年末年始、いかがお過ごしでしたか。我が家は1月4日から仕事始め。息子きーちゃんも元気に保育園に行きました。(保育園のお休み中は毎日公園に行き、寒空の下で風邪っぴきになった母です。)

さて今回は新年スペシャル!子どもと書初めをして、消しゴムはんこをつくって押し、額をつくるところまでご紹介!ボリュームたっぷりでお届けします。

書初めは本来どんど焼きで燃やすのが習わしなので、そのようにしたい方は書初めとは別に習字をして仕上げてみてください。

■STEP1 道具を準備しよう(前半)

前半は書初めをしてはんこをつくります。例によって新聞紙を敷いて、汚れても良い格好になりましょう。

■STEP2 書初めをしよう!

さっそく書初めをしましょう!ちなみに息子にとってははじめての習字。墨汁を使っても良いのですが濃淡があるほうが味になるかなと思い、墨をするところからやってもらいました。現在1歳11ヶ月ですが、ちゃんとすみを持ってすることができました。

やらせてみるもんだなぁ。うまくできなかったりあんまり薄すぎる場合には、後でママがすってあげてください。

▼ポイント! 勝負は一瞬だ!
子どもの集中力はすぐに切れてしまうので、気持ちが入っている一瞬のうちに一気に書いてもらいましょう。あらかじめ何枚か紙を用意しておき、ここぞという時に書を引き上げ、また新しい紙を渡してどんどん書いてもらいます。

だんだん息子が巨匠に見えてくるから不思議です。

■STEP3 消しゴムはんこをつくろう

さて、書が書けたら今度はママが消しゴムはんこをつくります。消しゴムはんこは検索すれば本格的なつくり方がたくさん出てきますが、ここでは最低限お家にあるものでつくります。

なるべく簡単なほうがいいので、我が家はきーちゃんの「き」1文字を彫ることにしました。

消しゴムに鏡文字の下書きをします。

トレーシングペーパーにえんぴつで文字を書いて転写する方法が主流のようですが、トレーシングペーパーを用意するのも面倒なので、私はツルツルのいらない紙(牛乳パックの裏など)に水性ペンで文字を書き、消しゴムをギュッと押しつけて転写しました。

次にカッター、もしくは彫刻刀で文字を彫ります。

文字の部分を残すか白抜きにするかで印象が変わりますが、お好きな方、または簡単な方でつくってみてください。彫刻刀がある方は文字の部分をなぞればいいだけなので、白抜きの方が楽かもしれません。

▼ポイント! 消しゴムの角や辺をけずってやさしいタッチに!
まわりの辺が垂直水平だと味気ないので、一部角を落としたり辺を削ったりして手を加えましょう。ぐっとあたたかみが増します。

■STEP4 はんこを押そう

つくったはんこに朱をつけて書に押します。押す前に、別の紙に押して切りとったものを置いて位置を決めましょう。はんこの位置は意外とセンスが問われるので、どこに押したら見栄えが良いかベストポジションを探ってみてください。

■STEP5 名をつけてみよう

せっかくなので作品に名をつけましょう。たとえば息子のこのハガキは、丘の上にお城が建っているように見えたので「春の城」。

別の作品には「雲」(写真左)「カエル」(写真右)とつけました。しゃべれる子は本人につけてもらうと良いと思います。名前を考えることでより愛着がわくので、ぜひやってみてください。

子どもにしか書けない書。はんこもついて、とっても素敵に仕上がりました。このまま買ってきた額に入れても良いのですが、後半ではさらに額までつくっちゃいます!

■STEP6 道具を準備しよう(後半)

用意するものはこんな感じ。ベニヤ板はあらかじめサイズを決めてから、買う時にホームセンターで切ってもらうと楽ちんです。

■STEP7 額をつくろう

ベニヤに作品を貼ります。横から板が見えるとかっこわるいので、先にサイドに薄紙を貼って白で隠します。紙は障子紙など。なければ天ぷら紙でOK。

次に作品裏面のまわりの部分にのりを塗り、

真ん中に軽く霧ふきで水をかけて、

さきほどのベニヤ板に貼ります。真ん中をのりづけしないのは作品をはがしやすくするため。水をかけることで乾いた時にしわになりません。

次に台を作ります。作品よりひとまわり大きいベニヤ板に、さらに大きめにカットした紙を貼ります。

作品の時同様紙のまわりにのりをつけ、真ん中に霧ふきをして、

ベニヤ板を巻き込むように紙を貼ります。包み込めば台紙の完成です。

素材がそろいました!

最後に、作品、小さいベニヤ板、台を重ねて、ねじで裏からとめます。解体する予定がない人はボンドでつけても構いません。

立てる場合は後ろにさんかくベニヤをテープでつけて。かける場合はねじを利用してひもをかければできあがり!

額をつくるのは手間だという方は色画用紙に作品を貼って飾るだけでもOK!はんこはひとつあればずっと使えますし、押すと本格味が増すので良ければつくってみてください。

いかがでしたか。まだ子どもが小さくて習字をしたことがない方も、お正月を機に一緒に楽しんでみてはいかがでしょう。



(やまだ そのこ)

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