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キャラメルはお好き? サン・ドミニック通りに行こう。

  • 2017.1.5
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昨年末に7区のサン・ドミニック通りにオープンしたKaramel(キャラメル)では、パティスリーもティールームも早速人気を呼んでいる。ラデュレでインターナショナル・チーフ・パティシエを務めていたニコラ・アレヴィンによる新しい冒険で、名前から想像できるように、キャラメルの甘い味に満ちたクリエーションがショーケース、ブティックの棚を埋めている。

左:パティスリーのショーケースとニコラ。
右:キャラメルのタルトタタン!

 

左:ブティック・コーナー。右の棚に本のように並んでいるのはチョコレートだ。
右:奥のティールーム。

 

朝7時30分から営業していて、ティールームで朝食をとれるのが嬉しい。例えば、ボルティエのバターとオリジナル・キャラメル・ペーストを塗ったタルティーヌ(4,50ユーロ)! これはホテルの朝食では味わえない組み合わせである。クロワッサン、キャラメル・クリームを中に詰め込んだヴィエノワズリーなどをプラスしてもいいだろう。もうじき、キャラメルとピーカンナッツのフレンチトースト(8ユーロ)も登場するそうだ。

キャラメルをほどよく使ったパティスリーはテイクアウトかイートインで。そしてお土産にソフトキャラメル、キャラメルのペースト、チョコレートを!
photos ©Julien Hesry

 

ティールーム・スペースには渋いグリーンの椅子と木のテーブルが並び、ヴィンテージ家具の上には古い蓄音機が置かれ、ちょっとノスタルジックな雰囲気だ。シェフの子供時代と思しき写真も壁にかけられている。界隈に多く滞在するアメリカ人観光客も、地元住民らしき家族も、この空間でスイートで快適な時間を過ごしている様子である。

左:ティールームにて。本日のヴィエノワズリー(2,80ユーロ)と2区のティクトーヌ通りに店を構えるKodamaブランドの紅茶(6ユーロ)。
右:マンダリンのビュッシュ。オレンジ色のチョコレートの中には、マンダリンのコンフィと生クリームがたっぷり隠されている。店頭販売価格7ユーロ、ティールームにて8ユーロ。
photos:Mariko OMURA

 

サン・ドミニック通りは長い。1番地から辿り始めると、途中アンヴァリッドの広場を横切らなければならず、ちょっと大変だ。67番地というのはアンヴァリッドの広場に面しているファベール通りとラ・トゥール・モブール通りの間の短い部分に位置する、と覚えておこう。

Karamel
67, rue Saint Dominique
75007 Paris
tel:01 73 93 02 94
営)7:30(土日9:00)〜20:00(日〜13:00)
休)月
http://karamelparis.com/

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