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壁やカーテンも変えよう! ママでもできる集合住宅の防音対策3つ

  • 2017.1.2
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マンション、アパートなどの集合住宅に住んでいると、どうしても気になるのが“生活音”ですよね。

単身や夫婦だけの世帯ならまだしも、子どもがいるとなると悩みは深刻。ところ構わずドスドス歩く、キーキー言いながら地団駄を踏む、ソファやベッドから飛び降りる、電子音の鳴り響くオモチャで遊ぶ…… そのたびにママたちは、「近所から苦情が出ないか」とヒヤヒヤしてしまいます。

子どもがいるなら、家の防音対策は必須です。かといって、業者に依頼してリフォームしてもらうのは手間もコストもかかりすぎてNG。

そこで今回は、自分の力だけでできるマンションの防音対策を体験談とともにご紹介しましょう!

●(1)床にはコルクマットや防音マットを

『リビングと子ども部屋に、コルクマットを敷き詰めています。防音もできるし、床の保護にもなる。おまけに、冬場は足元があたたかいですよ』(30代女性/小学生、幼稚園児のママ)

『マンション用の防音マットをネットで購入し、DIYで敷きました。大変だったけど、ジョイントマットやカーペットなどよりも強力に音をシャットアウトしてくれています 。階下からのクレームも減りました』(40代男性/中学生、小学生、2歳の子のパパ)

パズルのように部屋に敷き詰めていくだけのジョイント式コルクマット。手軽で便利な防音用品として、高い人気がある製品です。

いっぽうで、中にはこんな体験談を聞かせてくれたママもいました。

『賃貸マンションの人は、原状復帰できる方法で施工するように気をつけましょう 。ウチはウッドカーペットを敷いたら、下にあったフローリングにカビが生えてしまい、退去時にかなりお金を取られてしまいました……』(20代女性/幼稚園児、1歳の子のママ)

マットを固定するのにテープを使うときにも、跡が残らないように注意しましょう。

●(2)壁には吸音パネル、カーテンは遮音性のあるものを

騒音対策というと、床が真っ先に思い浮かびがちですが、実は壁面からもかなりの音が漏れているのです。

床をチェンジしても足りないときには、壁やカーテンを見直してみましょう。

『フェルト製の吸音パネルをピアノ部屋につけています。壁にペタペタと貼っていくだけなので、設置は簡単。私1人で1時間もかからずにできましたよ 。効果は上々です』(30代女性/小学生のママ)

『イヤイヤ期の子と泣きっぱなしの乳児、そしてキャンキャン吠える小型犬がいるわが家。いろいろ対策しましたが、その中でも良かったのが遮音カーテンというものです。窓全体を隙間なく、完全に覆うことができるように、購入前にはサイズをしっかり確認するのがポイントですよ』(30代男性/2歳の子、7ヶ月の子のパパ)

●(3)近隣との良好な関係も必要

マンションの防音対策は、床を張り替え、壁に対策を施せばそれで終了というわけではありません。

近隣住民との距離が近い集合住宅だからこそ、“気配り”も必要です。

『ひとつ前に住んでいたマンションを、騒音トラブルで半ば追い出されるように退去しました。そこで学んだのは、最終的にはご近所との関係性が最も重要 だということ。ですから、今のマンションに入居するときには、子どもも連れて両隣と上下の部屋にご挨拶に行きました。

「騒がしいと思いますが、どうぞよろしくお願いいたします。なにかご迷惑をおかけするようなことがあったら、いつでも仰ってください」。最初にキッチリと伝えることが重要かと思います』(40代男性/中学生、小学生、幼稚園児のパパ)

顔や素性がわからない子どもの声は“騒音”でも、よく知っている子の声ならなぜだか許せてしまうものです。

近隣といい関係を保てるよう、十分なコミュニケーションを取りましょう。

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いかがでしたか?

自分で施工・設置できる防音床材や壁材などは、“防音・壁・DIY”などのワードで検索すると数多くヒットします。

素材によって性質が異なり、防音力もさまざまです。気になる製品を見つけたら、ホームセンターなどで実物を見たり、店員さんに相談してみるといいでしょう。

また、ハード面だけではなくソフト面からの防音対策も忘れずに。挨拶や声掛けを丁寧にしていくことで、無用な騒音トラブルを避けることができるのですね。

●文/パピマミ編集部
●モデル/神山みき(れんくん)

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