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簡単に作れる豪華イタリアン・パーティレシピ。(Saori Masuda)

  • 2016.12.28
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簡単に作れて美味しい上に、見た目が豪華。そんな料理、幾つも知っていたいものですよね。今回は、ヴォーグ編集部でもその心温まる味で大好評のイタリア料理研究家のテツさん、こと太田哲雄さんのイタリアン・パーティレシピをご紹介します。

豪華のポイントは盛りつけです。

日本料理とイタリア料理の大きな違いの一つに盛りつけがあります。特に肉が塊ごとだったり、首までついている丸鶏がお皿の真ん中にドンとのっていたりする盛りつけは、日本の家庭では馴染みのあるものではないですよね。でも、そういう一皿って実際目にすると、不思議と人間の本能が刺激され、食欲が増進するものではありませんか。今回使うのは、牛テール、丸鶏、豚の肩ロース。肉のかたちがそのままという野趣に富んだ盛りつけが、この料理の最大のポイントです。

ピエモンテ州の豪快な料理。

クリスマスや大晦日など、人が集まるときにイタリアの家庭で作られるピエモンテ州の煮込み料理、ボリートミスト。いろいろなお肉と野菜を丸ごと煮込んだ豪快な料理ですが、美味しさの決め手は一緒に添えられるソース。各家庭で少しづつレシピが違う秘伝の味を、テツさん流にアレンジした2種類のソースを今回はご紹介します。ちなみに、モスタルダと言われるマスタード液で漬けたプルーツもよくソースとして使われるのだそう。

ポイントは濃いめの塩加減。

赤ソースと言われるバニェット・ロッソ。その基本となる素材は、潰したトマトの水煮、塩とオリーブオイルをまぶしオーブンでローストして皮を剥がした赤ピーマン、バジル、イタリアンパセリ。オリーブオイルにニンニク、唐辛子を加えた鍋に玉ねぎ、人参、セロリをいれて炒め、そこにトマトの水煮他をいれて、塩と胡椒を加える。甘みが出るまで煮たら、グラニュー糖と赤ワインビネガーを入れて、ミキサーにかけたら出来上がり。ポイントは塩加減を濃いめの味付けに仕上げること。

レモン汁が入っているのでスッキリとした仕上がりに。

バニェット・ヴェルデ(緑のソース)の材料は、イタリアンパセリ 50グラム、アンチョビフィレ 4枚、ゆで卵の黄身 1個、白ワインビネガー 大さじ2、塩漬けケッパー 大さじ1、パンの白い部分 10グラム、レモン汁 適量、塩と胡椒。それに、オリーブオイル 75グラム程度。パンはあらかじめビネガーか水で柔らかくしておく。これをすべてミキサーにかけて出来上がり。レモン汁が入っているのでスッキリしたテイストに仕上がります。
参照元:VOGUE JAPAN

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