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ゲームで解決!? 子どもが話を聞く人になるコミュニケーション術

  • 2014.12.2
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【ママからのご相談】

小学1年生の娘ですが、最近私の話を聞き流すようになってきて困っています。「読み終わった本を片づけてね」と注意すると、「はーい」と返事は返ってくるものの、目は本やマンガ、ゲーム、テレビなどを追っていて、ちゃんと聞いているのか怪しい感じです。案の定すぐに動かないので、「本を片づけてって言ったでしょう!」と何回も言う羽目に。一つ一つこんな調子で、ガミガミ言わなければならず、嫌になっちゃいます。

●A. 子どもはクイズが大好き! “聞き取りクイズ”で聞く耳スイッチをオンにしましょう。

ご相談ありがとうございます、フリーライターのパピルスです。

「子どもに注意しても右から左に抜けていくみたいで困っちゃう!」そんなお話をよく耳にしますね。残念ながら、わが家でもよく見られる光景です(笑)。今回は、子どもに話を聞いてもらう方法についてお話をします。

●陥りがちな悪循環

子どももガミガミ言われるのは嫌でしょうが、お母さんだってガミガミ言いたくないのです。しかし、しばらく待ってみても言われたことをやる素振りが見えないとなると、言いたくなくても言わなければならない状態になってしまいます。

すると子どもは、「またお母さんが何かガミガミ言ってるな」と聞き流しモードに。こうして悪循環に陥っていくというのがよくあるパターンではないでしょうか?

どうしたら、子どもが話を聞き流さずにちゃんと聞けるようになるでしょうか。

『花まる学習会』代表の高濱正伸氏の著書、『メシが食える大人に育つ子どもの習慣』にヒントとなるお話がありましたのでご紹介します。

●“聞き取りゲーム”で一方通行の会話を避けよう

高濱氏は著書の中で、『聞いた話を要約させる“聞き取りゲーム”にすることで、楽しく聞く力を身に付けることができる』と述べています。

例えば、ママが晩ご飯の準備をしている間に、「体操服を洗濯機に入れる」「国語の宿題」という二つのことを終えてもらいたいとします。その場合は、このように話を展開しましょう。

【聞き取りゲームの例】

・1……クイズを出すことを宣言する

・2……用件を言う

・3……子どもがそれを聞いたら、先ほどの用件を繰り返してもらう

・4……合っていれば、「正解!」と言ってあげる

といった感じです。これで“話を聞いているのか、いないのか”という状況からは脱却できます。

さらに、一歩進んで、用件(例えば、宿題や洗濯物を入れる、など)を何時からやり始めるかを聞いて、自分で考えてもらうのも良いですね。

●忘れてる? 子どもがなかなか動かないときには……

これでさっさと動いてくれれば良いのですが、そう簡単には始めないかもしれません。その場合は、「宿題しなさいって言ったでしょう!」ではなく、「晩御飯までに終わらせるものはなんだったかな?」と問いかけ方式でいきましょう。

これで、少しでも動いてくれればしめたもの! たっぷり褒めてあげましょうね。筆者も試してみましたが、クイズにすると集中力が明らかに違います。たかがクイズでも、「わからない」とは言いたくないし、「間違えたくない」「正解! と言われたい」という気持ちがあるようです。

しかし、毎回同じパターンでは飽きてくるので、クイズの中身を変えて意表を突くとお互い楽しめます。

「今日はスーパーで大根と豚肉と牛乳と電池を買ってきたよ。はい、問題です! スーパーで買ってきたものは何だったでしょうか?」のように、時にはどうでも良いことをクイズにしてみたりもしましたが、意外とノッてきます。

●話を聞き、要点を押さえる力を養うことのメリット

相手の話をちゃんと聞く、意図を理解する、という力は学校で先生の話を聞く力にもつながります。大人でも相手の話を集中して聞くことはコミュニケーションの基本です。子どものうちにぜひ培っておきたいものですね。

クイズ形式にすると、“今から話を聞く”というスイッチをオンにする練習になりますから、試してみてくださいね。

【参考文献】

・『「メシが食える大人」に育つ子どもの習慣』高濱正伸・著

(ライタープロフィール)

パピルス(フリーライター)/初めましてパピルスです。23歳で結婚して転勤族の妻、いわゆる「転妻」に。以来関東、関西、四国を平均2年毎に転々とする引越生活に突入。途中、夫の長期出張に帯同し、乳飲み子を抱え3か月毎にウィークリーマンションを転々とする日々も1年間経験。独身時代からの引越と長期滞在を合わせると、10都道府県、13市町村に居住。引越は合計8回に。自身の引越経験を元に、引越準備や引っ越し後の生活の作り方、人間関係、親子関係などを中心に執筆活動中。1児(男の子)の母。

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