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おうちじゃなくても「ホムパ」ができる! レンタルスペース活用術

  • 2016.12.20
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ホームパーティーは楽しいですが、「誰かの家」で開催するとホストの負担が大きく、ゲスト側としても、やはり気を使ってしまいます。

© Christian Stoll - Fotolia.com

そこでおすすめしたいのが、会場を借りるという方法。普段のママ会はもちろん、クリスマス会や誕生日会、忘新年会にもおすすめです。

■パーティーにも使える、レンタルスペースとは?

レンタルスペースとはその名の通り、「借りられる場所」のこと。単純に場所だけを提供するものから、キッチン付きのものまで、いろいろなタイプがあります。

レンタルスペースといえば、趣味の発表会・展示会などに使用するイメージがありますが、近年はパーティーに最適なレンタルスペースも続々と登場しているのです。

「誰かの家」のように気を使わず、気軽にパーティーを楽しむ方法として、「会場のレンタル」が人気となっています。

■目的に合わせて選べる空間

飲食店でのパーティーには、スタッフがいろいろと世話を焼いてくれて、準備もいっさい必要なしという魅力がありますが、その分、いわゆる「ホムパ」感はなくなってしまいます。

その点、キッチン付きのレンタルスペースなら、自分たちで調理をして、本当に誰かの家でホームパーティーをしているような気分を味わえます。

© Africa Studio - Fotolia.com

参加人数に合わせて料理・ドリンクを自分たちで準備すれば良いので、コストダウンも自由自在。準備の手間を省きたい場合は、ケータリングという選択肢もあります。

また、イベントに合わせて会場を選べるのも魅力のひとつ。

たとえば、普段のママ会なら安さ重視で場所だけ借りて、料理は持ち寄り。大人数が集まるクリスマス会や誕生日パーティーでは一軒家タイプのスペースを借りて、みんなで調理を楽しみながらワイワイ。カフェ風の空間を貸し切って、ちょっとリッチな忘新年会…というように、イベントごとに違った雰囲気を楽しむことができます。

■意外と使える「貸し会議室」

「貸し会議室」も、レンタルスペースと同様に場所を借りられるサービスです。ビジネス利用のイメージがあるかもしれませんが、実はパーティー利用可能な施設も。オプションとして、ケータリングサービスが利用できる貸し会議室もあります。

© Oleksandr Moroz - Fotolia.com

「会議室」といってもそのタイプはさまざまで、なかにはホテルのバンケットルームのような空間も。殺風景な部屋ではパーティーが盛り上がらないかも…と不安な場合は、会場を選ぶ際に部屋の様子をチェックしておくと良いでしょう。

また、「セミナールーム」も貸し会議室と同様に飲食が可能で、パーティーに使えるケースがあります。

■公民館でもパーティーが可能?

地元の公民館にも、地域の人たちが気軽にレンタルできるスペースがあることも。しかも、利用料金はかなりお得。地域住民であれば無料で借りられるケースもあるようです。

ただし、施設によっては飲食禁止、パーティー目的では借りられない場合も。また公共の施設ですので、たとえスペースを貸し切ったとしても、周囲への配慮は必要です。

使用条件や料金などは施設によって異なりますので、公民館でのパーティーを検討する際は、まず自治体に確認してみましょう。

■パーティー会場を借りる際の注意点

施設によって「できること」「できないこと」が異なります。そのため会場選びの前に、どのようなパーティーをしたいのか、具体的に決めておくとスムーズです。

その上で、「キッチンは使えるか?」、「飲食物の持ち込みはOK?」、「スペースの広さや雰囲気は?」など、目的に合う会場を探しましょう。

大人数が集まるパーティーでは、アクセス面も重要なポイント。特に料理やドリンクを持ち寄ったり、食材を買って調理を行ったりする場合は、荷物が多くなります。電車移動でも便利な場所か? 近くにスーパーなどの食材を買える店があるか? 駐車スペースは十分か? なども要チェックです。

レンタルスペースや貸し会議室、公民館などを利用する場合、会場代が「1スペース、時間当たり○○円」とわかりやすいのもメリット。そして何よりも、貸し切りスペースで子どもたちがのびのび楽しめるというのが大きな魅力です。

友だち同士の少人数の集まりから、複数の家族が集まる大規模なイベントまで。目的に合った会場をレンタルして、簡単・気軽にパーティーを楽しんでみてはいかがでしょうか?

(森川ほしの)

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