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先輩ママのリアルボイス! ママのお仕事、子どもにどう伝える?

  • 2016.12.17

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産休・育休を経て職場復帰をする際、子どもにどう説明すればいいか悩むママは多いと思います。サービス業のように子どもが見たことのある仕事なら説明しやすいけれど、オフィスワークは理解しにくいかもしれません。そのため、保育園や幼稚園の入園前に「これから仕事が始まる」といっても理解できないことも。そんなとき、先輩ママたちはどのように話をしたのでしょうか。

■遊びを通して仕事内容を説明する

「会社では経理を担当。買いものごっこをしながら会社でお金が足りなくなることがないようにママが管理していると話した」(35歳・Rさん)

結婚前も経理を担当していたRさん。息子が3歳の誕生日を迎えてから友人の紹介で働くことになり、お金を管理している仕事だということ遊びながら説明したそうです。

「お店ではお金を払ってものを買うということは理解できるので、ごっこ遊びで好きなように買いものさせました。欲しいものを何でも買おうとするのですぐにお金がなくなるわけですが、そこで『会社がお金を上手に使えるようにママがお仕事しているの』と説明しました。完全に正しい内容とはいえないけれど、仕事のイメージがわいたようです」

最初に保育園の話をしたときは不安がっていたそうですが、今では「ママがいないと会社が貧乏になるから大変だね」と、仕事に対して理解してくれるように。ただ単に「働かなくちゃいけない」と説明するよりは、子どもなりに納得できるのかもしれません。

■完璧に説明できなくてもOK

「家電メーカーで一般事務をしています。DVDを見ているときにふと『ママの会社ではテレビを作っている』と話したら、私がテレビを工場で作っていると思ったみたい」(42歳・Tさん)

実際の仕事内容とは異なりますが、子どもはママが働く姿をイメージできたそう。子どもにもわかりやすい例を示すことで、ママの仕事に対しても理解を得られそうです。

■働く姿がしつけに役立つ!?

「看護師をしています。検診のときに『このお姉さんと同じ仕事をしている』と話したら、注射のイメージがあったのかしばらく怖がられてしまいました」(28歳・Hさん)

子どもにとって、「注射をする看護師=怖い人」というイメージがあるのかもしれませんね。そこでHさんは、ほかにも患者さんのお世話など、具体的な話をすることで「ママは怖くない」と理解してもらえたそう。

「それでもまだ、悪いことをすると注射をされると思うようで、いたずらしてもすぐに謝ってくれるように。意外なところで効果がありました」

子どもがふれたことのある職業に就いている場合は、ママの仕事をする姿を想像することがしつけに役立つケースもありそうです。

自分が生まれたときから仕事をしているパパと違って、いつも一緒にいたママ。それが急に離れることになるわけですから、できるだけ不安を取り除いてあげたいですよね。入園準備のひとつとして、子どもが納得できる答えを用意しておきたいものです。

(藤井蒼)

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