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この冬は南米ペルーの織物を使ったキュートな靴はいかが?オーダーメイド靴屋・中野「デリンカ」

  • 2016.12.16

「Delinka(デリンカ)」は、3年半で104カ国を放浪したケントさんが今年8月にオープンしたオーダーメイドの靴屋さんです。ペルーの伝統的な織物“マンタ”を使って、自分好みの靴をつくってみませんか?

今年8月に中野で誕生した、ほっこりと落ち着ける靴工房

JR中野駅南口から徒歩3分。「デリンカ」は、小さなお店が点在する住宅街の一角にひっそりと佇んでいます。

陽射しの気持ち良いお庭を進み店内へ入ると、すぐ左手が工房となっていて靴をつくっている様子を見ることができ、壁際にはインカ帝国から続く織物“マンタ”を使ったカラフルな靴のサンプルがずらりと並んでいます。

古都・クスコで出会ったオーダーメイドの靴工房がお手本

店主は3年半で104カ国を放浪した旅好きの靴職人、ケントさん。旅の途中、ペルーの古都・クスコで小さなオーダーメイドの靴工房の職人さんに出会い、1足の靴をつくってもらいました。

その工房では足のサイズを測ってもらい、ベースの革、織物、靴の型などをサンプルから選ぶことができて完成まで作業を見せてもらうこともでき、完成まではとにかくワクワク。

こういうお店を日本にもつくりたい。その一心で元サラリーマンの経歴は捨て、帰国後は靴職人として修業し、さらに再びクスコを訪れて工房でも修業を積み、今のお店のオープンに至りました。

靴を構成するパーツすべてを選べます

靴をつくってもらうことを決めたら、まずは靴の型を「ローカット」(2万6800円)、「ハイカット」(2万6800円)、「ブーツ」(3万1800円)から選びます。

つづいてベースとなる革、織物のマンタ、ソール、裏地、靴紐を通す穴に取りつける金具、靴ひもまで、靴のビジュアルに関するパーツをすべて決めます。組み合わせは全部で1000万通り以上です。自分の好きなようにオーダーできるこの作業は、ドキドキします。

なおマンタは、ケントさんが現地の市場などで仕入れる1点もの。約100種類もあるので、いろいろと見せてもらいましょう。

完成までの期間は最短2週間

自分ですべて選んだ1足は愛着もひとしお。日本人の足に合わせた木型を使い、日本の職人から学んだという技術も活かされており、履き心地も抜群です。オーダーしてから最短2週間ほどで完成するそうです。

なお、マンタでつくる「カメラストラップ」(3800円~)もあるそうなので、カメラ好き人はぜひ相談してみてくださいね。

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