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メイナードさんの安楽死から考える「アラサー終活」について

  • 2014.12.1
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末期の脳腫瘍を宣告された29歳のアメリカ人女性ブリタニー・メイナードさんが、11月1日に医師に処方された薬を使用して安楽死を選んだことが日本でも話題になっています。29歳という若さで人生を閉じるという選択は、簡単なことではなかったはずです。もし自分だったらと、みなさんも考えたのではないでしょうか。

筆者は40歳を迎え人生の折り返し地点にたったとき、これからの残された人生をどう生きるか改めて考えました。無条件に“明日”が提供されている気がしてしまう私たちですが、死を考えることで毎日の生き方が確実に変わります。パートナーや家族との関係性も変わってくるかもしれません。そこで今回は、映画『死ぬまでにしたい10のこと』を参考に、“死ぬときに後悔しない生き方”について考えてみたいと思います。

女性の方が死について真剣に考えている

ライフメディアのリサーチバンクは、死を迎えるまでどのように人生をおくるか、いわゆる「終活」について、60代以上の男女に調査を行ったところ、“終活が必要”と感じている人は、男性の約35%に対して、女性は50%と女性のほうが意識が高いことがわかりました。

さらに、女性の場合は、家族への感謝をはじめ終末期医療や介護のこと、葬儀の手配やお墓のことに関する具体的な手続きをエンディングノートにつづりたいという方が多いという結果に。

私たち世代より身近に自分の死について考えているであろう60代以上へ絞ったのこの調査からは、“死ぬまでにしておかなければ後悔すること”がより鮮明に浮き彫りになる気がします。

映画『死ぬまでにしたい10のこと』が教えてくれる終活とは

みなさんはこの映画をご覧になったでしょうか?

この映画では主人公の若い女性が、末期がんで余命2ヶ月の宣告を受け、残された人生をどう生きるかが描かれています。23歳のアンは大学の清掃員として働きながら、無職の夫と幼い二人の娘とともに小さなトレーラーハウスで暮らしています。アンの母親は人生を諦め、父親は刑務所暮らしという、傍からみたらとても不幸な身の上です。その上、自分は余命2ヶ月宣告まで受けるわけですから、たまったものではありません。でもアンは絶望せず“死ぬまでにしたい10のこと”をメモに書き出し、淡々と実行していきます。

この10の項目が秀逸なのは、どんな人でも実行できそうな内容であることです。世界一周や高額なショッピングでもなく、大好きな芸能人に会うなんて絵空事でもありません。

ざっくりまとめると、娘達に惜しみない愛情を注ぐこと、家族との楽しい思い出を作ること、激しい恋をすること、親と和解すること、悪い行動を楽しむこと、そして自分に正直になることです(実際の言葉は映画で確認してみてください)。

とてもシンプルですが、女性が人生でやっておきたいことが凝縮されていると思いませんか。後悔しない生き方というのは、実はとてもシンプルなのだと気づかせてくれます。

現代の女性向けに付け加える項目があるとすれば、思いっきり仕事をすること、でしょうか。

このプレ終活には、パートナーや家族との問題、日々あなたを取り巻く問題を解決するヒントがあると思えます。自分のシンプルな欲求に耳を傾けて、人生で大切なことを整理することから始めませんか?

(平 理以子)

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