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ユニークな食器でキュートにおもてなし。ありそうでなかったデザインが魅力の磁器ブランド「224porcelain」

  • 2016.12.15
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佐賀県の方言から名付けられた、穴が開いているようで開いていないマグカップ『ホゲトラン』に、フォークやスプーンの先端をかたどったユニークなデザインのカトラリーレスト。佐賀県嬉野市で生まれた「224porcelain(224ポーセリン)」は、肥前吉田焼ならではの自由な発想でものづくりを行っている磁器のブランドです。

自由な発想で展開されていく磁器ブランド

出典:

https://www.facebook.com/224PorcelainShop/photos/a.152371214900858.32275.147364968734816/152371381567508/?type=3&theater

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一輪のお花が飾られている場所は、本と本の間。よく見てみると、磁器製の本型フラワーベースが間に挟まっています。これは決まった様式がなく、自由な発想で展開されていく肥前吉田焼ならではの作品。肥前吉田焼は、日本有数の温泉地として知られる佐賀県の嬉野市で発展しました。今回ご紹介する「224poecelain(224ポーセリン)」は、そんな土地で誕生した磁器のブランドです。

肥前吉田の開窯は今から400 年以上も遡ります。
ところが、地理的に佐賀の有田や長崎の波佐見に近いため、それらの下請けとして吉田の名前はあまり表に出ることなく、長い間その技術を影で磨いてきました。そのため、肥前吉田には有田の絵付けのような独自の”様式” というものがありません。逆に言えば、決まった様式のない自由なものづくりが肥前吉田の特徴とも言えます。

出典:http://www.224porcelain.com

穴が開いているようで開いていないマグカップ「ホゲトラン」

出典:

https://www.facebook.com/224PorcelainShop/photos/a.420418314762812.1073741843.147364968734816/420418384762805/?type=3&theater

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こちらの商品名は「ホゲトラン」。佐賀では、穴が開いていることを“ほげとる”と言うそうです。その逆を言うと、穴が開いていないことは“ほげとらん”。そんな可愛らしい方言から名付けられた、穴が開いているようで開いていないデザインのマグカップです。その不思議な穴は、特殊な釉薬で埋めてガラス化させているのだそう。穴模様の並び方も、ストライプ上であったり、ウェーブしていたり、一定の間隔で並んでいたりとさまざま。注がれた飲み物がうっすらと透けて見えるのが素敵です。

hogetoram ストライプ/2,700円

先端をかたどったユニークなカトラリーレスト

出典:

http://224porcelain.shop-pro.jp/?pid=42572864

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カトラリーの先端をかたどったデザインがとってもユニークなカトラリーレスト。こちらのSサイズはフォークとスプーンの2本が置ける仕様。Mサイズはそれに加えてお箸、Lサイズは更にナイフ専用のスペースも作られています。もちろん普通のお箸置きとしても使うことができますが、お料理に合わせて使い分けてもいいかもしれませんね。カラー展開も豊富で、食卓を素敵に彩ります。

カトラリーレスト S /648円

嬉野市内にお店も構えています

出典:

http://www.224porcelain.com/

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長い歴史と確かな技術をベースに、常に新しいものづくりに取り組んでいる「224poecelain」。その商品たちは、オンラインショップでも購入することが可能です。また、工房と同じ嬉野市にてshopとcafe&bar「saryo」も運営しているとのこと。2Fのshopでは「224porcelain」のプロダクトを中心とした雑貨類が販売され、1Fのcafe&barでは「224porcelain」の器で美味しいお茶やお菓子をいただくことができます。肥前吉田焼の発展している街でもあると同時に、お茶所でもある佐賀県嬉野市。そんな素敵な街の魅力を一度に味わうことができるお店にも、是非足を運んでみてください。

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