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「彼に嫌われたらどうしよう」と思えば、ホントに彼に嫌われる

  • 2016.12.14
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「彼に嫌われたらどうしよう」と思えば、ホントに彼に嫌われちゃうよ~というお話を、今回はしたいと思います。

■心配したとおりのことが降りかかってくる

「彼に嫌われたらどうしよう」と思えば、ホントに彼に嫌われるというのは、人の身には心配したとおりのことが降りかかってくるということです。
受験に失敗したらどうしよう・・・・・・と思い悩んでいたら、案の定、失敗しちゃったとか・・・・・・(まぁ、合格した人もいると思いますが)。


「失敗するかも」と思って、実際に失敗してしまわないようにしようと思えば、「失敗するかも」と思っているという事実を、周囲の人に言ってまわることです。
言ってまわれば、誰かが失敗しないコツを教えてくれるかもしれない。誰かが「君なら大丈夫」と励ましてくれて気持ちが前向きになるかもしれない。
こういう可能性が当然、あるわけですが、もっと大きな「失敗を回避できた理由」は、「ひとりで悩んでいること、つまり隠しごと」がなくなった、というところにあります。

■隠しごとがあると、そっちにばかり気持ちが向いてしまうのです

恋愛でいうなら「彼に嫌われてフラれてしまうかも」と思っているときは、彼女は彼に言えないことを抱えているわけですよね。
それを彼に言ってしまうと、それは隠しごとでもなんでもなくなるわけです。


たとえば「彼のことが好きすぎて、つい、彼にとって重たい愛情表現になってしまう・・・・・・こんなわたしはやがて彼に嫌われてしまうかも」というケースであれば、彼に「わたしの愛情表現が重たくてごめんね」と、言ってしまうのです。
口にした時点で、その思いは「悩み」でも「ひとりで抱え込んでいる自分だけの秘密」でもなくなるわけです。彼と共有している気持ちになります。


言われたほうは、「まぁ、たしかに君の愛情表現は重たいけど、徐々にふつうにしていってくれたらそれでいいよ」と言ってくれるかもしれない。待ってましたとばかりに「だろ?やっぱり君の愛情表現は重たいだろ?自分でもわかってるだろ?じゃあ別れようよ」という会話には、ふつうはなりづらいですよね。
常識で考えれば、相手が心配していることに対して、塩対応をするようなことって、ふつうはないですもんね。


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カップルでも夫婦でも、相手に言えないちょっとした心配ごとが、時間とともに少しずつ大きくなって別れの原因となることが多いのです。
わかりやすい例を挙げるなら、仕事が忙しくて彼とデートする時間がないことを心配し、それをずっとひとりで抱え込んでいたら、やがて「仕事が忙しくない女子と付き合うから」と彼に言われてフラれたとか。
あるいは夫婦であれば、お給料が下がったことを旦那が奥さんに言えないまま・・・・・・というケースはよくあります。言えないままずっと夫婦生活をしていたら、そのうちお金のことで喧嘩が絶えないようになってそのまま離婚しちゃったとか・・・・・・。


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彼との交際において、少しでも心配ごとがある人は、その心配ごとをひとりで抱え込まないで、彼と共有しちゃえばいいのです。
よく「感謝の気持ちはちゃんと言葉にして相手に伝えましょう」と言われます。
それとおなじくらい「心配ごとはちゃんと言葉にして相手に伝える」ことって、大切なことなのです。
「心配ごとは口にしましょう」なんて、聞いたことがない人のほうが圧倒的に多いと思いますが、これがカップルの関係を良くする秘訣なのです。(ひとみしょう/ライター)


(ハウコレ編集部)
(古泉千里/モデル)
(泉三郎/カメラマン)

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