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野菜嫌いを克服する先輩ママのアイディア! 「楽しい!」仕掛けがポイント

  • 2016.12.14
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子どもが野菜を嫌いになってしまったら…。なんでも好き嫌いなく食べてほしいと思うママは、毎日のご飯づくりで四苦八苦。「子どもが少しでも野菜を食べるにはどうしたらいいの?」、「どうすれば積極的に野菜を食べてくれるの?」、そんな声にお応えするために、先輩ママたちが行っている野菜嫌いを克服するアイデアを集めてみました。

■子どもの好物と組み合わせ技

野菜が苦手という子どもを持つママたちが実施している、食べさせるための工夫を聞いてみました。

・「ハンバーグの具材に温野菜を入れています。まずは子どもが好きなブロッコリーを入れて、好評だったら次は苦手なニンジン。細かく切って少しだけ混ぜてみます。慣れてきたら、少しだけ大きめに切ってハンバーグの真ん中に入れ込みます。そうすると、断面の彩りもきれいだし、何が出てくるか毎回ワクワクしているみたい」(31歳・小学3年生のママ)

・「子どもの大好物、お好み焼きに、ニンジンやピーマンのみじん切りにして入れています。大量に入れるとバレるので、様子を見ながら少しずつ増やしていってます」(41歳・小学5年生のママ)

・「子どもが好きなカレーは、苦手野菜を克服できる、頼もしい味方。最初はニンジンをすり潰してジュースにしたものから。徐々にみじん切り、乱切りと進めています」(31歳・4歳児のママ)

・「チーズフォンデュにすると、チーズの濃い味でごまかされるのか野菜を食べてくれます。チーズをからめて食べるというのは、遊び感覚もあって、『次はコレ!』というように楽しんで食べてくれました」(40歳・小学4年生のママ)

大好物な料理と一緒なら、子どもも苦手な野菜が食べられやすくなるのかもしれませんね。

■おやつ感覚で食べられる技

ご飯のおかずとして野菜をたべさせようとすると、拒否反応が高くなってしまうことがあります。そこで野菜を「おやつ」として与えるママたちの意見も聞きました。

・「蒸しカボチャなどの野菜ピューレを白玉粉に混ぜて、お団子に。子どもも一緒に作ったら、とてもうれしかったようで次の日もおねだりされました。カラフルな見た目もお気に入りのポイントですね」(35歳・5歳児のママ)

かぼちゃ、ニンジン、さつまいもといった野菜ピューレは、お菓子作りの強い味方です。ホットケーキミックスやクッキー生地に混ぜれば、野菜を使ったスイーツのメニューの幅が広がりそう。甘めの野菜から試していって、徐々に枝豆、小松菜といった野菜もチャレンジしてみては?

ホームベーカリーがご家庭にある場合には、水の代わりに野菜ジュースを使って、パンを作ることもできます。スイーツ作りは、子ども大好きなお手伝いのひとつ。一緒に作ることで、野菜本来の甘さの発見にもつながるかもしれません。

■野菜を積極的に取る技

野菜嫌いじゃないけれど、いっぱい食べてほしいというママに、役立つコツをご紹介します。

・「オムライスに野菜あんかけをプラス。大好きなトマトケチャップ味で作ると、野菜をたくさん食べてくれました」(38歳・5歳児のママ)

・「野菜の素揚げをおやつに。揚げものが面倒なときは電子レンジで乾燥させてもOK。うちの子はカボチャとニンジンがお気に入りです」(28歳・小学2年生のママ)

・「焼き鳥のねぎまのように、肉と野菜を交互に串に刺してフライに。手で持って食べられるのがうれしいみたいです。お弁当のおかずにもなって便利」(30歳・4歳児のママ)

■子どもが喜ぶ仕掛け

緑色や茶色など、見た目で野菜を食べたくないという気分的なこともあります。そこでこんな仕掛けはいかがでしょうか?

<野菜を食べる仕掛け>

・見ためを華やかにする

切ったときに色とりどりの野菜が出てくる、ニンジンなどをクッキー型でくり抜く、サラダをツリーみたいに飾る、といったアート作品を作ってみてはいかがでしょうか?

・遊び感覚で食べられるもの

いろいろな野菜を用意したチーズフォンデュは、子供も楽しみながら食べられます。また電子レンジでほくほくに蒸した野菜を手で食べるといったことも、いつものご飯とは違って子供は喜びます。

・家族でわいわい食べる

いっぱいお話しながら、笑いながら、食べる食卓は、好き嫌いをなくすなによりのレシピになります。

栄養面からも野菜を食べることは大事ですが、それだけを信じてママががんばりすぎないことも必要かもしれません。子どもが野菜のおいしさに気づいて、好きになってくれることを目指したいですね。

(藤井蒼)

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