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第11回 愛の重さと恋のバランスを考えよう:勝つ女/負ける女

  • 2016.12.9
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恋愛に対するスタンスって人それぞれにあるもの。愛情表現がちょっと重すぎたり、はたまた軽すぎたり・・・ちょうどよいバランスでお付き合いするのって難しいですよね。

そこで今回取り上げるのは彼氏の情報は何でもチェック済の「詮索女子」と、去る者追わずで放任主義、だが愛はある「無関心女子」。

果たして、どちらの女子が恋愛をうまく進めることができるのでしょうか?

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プラスがあればマイナスがあり、黒があれば白があるように、ものごとには「両端」があるもの。人間だってそうですよね。そんな“両極端な性質を持った”女子たちに注目して、恋の議論をああでもないこうでもない・・・とバチバチ燃やしていくこの連載。

青山の裏手に位置するカウンターバー(という設定)の店長サトコとアルバイトのマチコが徹底討論いたします。

■◇SNSは今ドキの探偵ツール?

マチコ(以下マ): サトコさん、スマホやSNSの普及によって、恋愛が始まりやすくなったとも言いますけど、彼氏の行動を始終チェックしようとする詮索系女子にとっては、かなり受難な時代ですよね。

サトコ(以下サ): そうね。例えば、彼氏に毎日、飲み会のメンバー全員が写ってるアリバイ写真を送らせるなんて子もいるみたい。位置情報もオンにして。

マ: ひぇ~! 夕食の写真を毎日送付って、ライザップのインストラクター並じゃないですか。そんなこと強制されるなんて、私が男だったら絶対イヤです。

サ: そういう女子は根が疑い深いわけだから、相手の自己申告だけじゃ物足りなくなって、自分からもどんどん情報を取りに行くでしょうね。彼氏のFacebookの友達の友達まで辿ると、大体の人間関係が見えてくるもんだし。

マ: この子、しょっちゅう彼氏の投稿にコメントしてくるけど誰なんだろう? 逆にこの子の投稿に彼氏はコメントしてるのかしら?とか、その気になれば夜が明けるまで調査は続きます。

サ: 「あの日、あなたは男だけで飲み会って言ってたけど、この子も一緒だったんじゃない?だってこの子のページに載ってるワインのラベルの模様、あなたの写真に写り込んでるのと同じよ」とか、FBI並のクオリティになって来ると大変。

■◇愛情深さと愛の重さって違う

マ: ただ、そこまでするってことは、相手に愛情があるってことですよね。付き合ってはいるけど、倦怠期に入ってて相手の行動にさして興味がないとか、どうせあの人に悪いことなんて出来るわけがないと思って放置、とかいう関係も悲しい・・・・・・。

サ: そういう女子は、相手にも自分の行動を見張られたくないわけだから、お互いドライな関係よね。

マ: 詮索しない女子の精神状態は常に安定してるとも言えます。「相手を疑う」とか「嫉妬する」っていうのは本当に疲れるものですから。実際には何もなくても、怪しもうと思えば、いくらでも怪しめるものだし。

サ: ということは、やっぱり彼氏の行動について、一切疑わない、追及しない女子の方が安定したお付き合いができるってことかな?私はそうとも言い切れない気が・・・・・・。

■◇やっぱり男子は寄りかかってもらうのが好き

マ: どうしてですか? あ、分かった!私、とにかく常に複数の彼女がいるチャラ男から聞いたことがあるんです。「僕みたいな男が思う『いい女』っていうのは『うるさいこと言わない女』なんだよ」って。

サ: そうなのよ。「コイツは面倒くさくない女だ」っていう点を見染められて、浮気男のターゲットにされやすいという落とし穴があるのは確か。

マ: そして、そういう一部の浮気体質男は除いて、大抵の男子は寂しがり屋ですから、なんだかんだ言って自分に関心を持ってくれる女子を可愛いと思うものですよね。結局、そういう子の方が、最終的には見捨てられないんです。

サ: 行動を詮索して追及するのではなく、「他の女の子を好きにならないで欲しいの」という、可愛い女心を伝えられるようになることが大事ってことね。

■◇今回のまとめ

男子は、束縛されることを嫌うと同時に、自分に関心を持ってくれる女子を可愛いと思い、案外見捨てられない生き物。さっぱり恋愛の無関心女子は、彼に対して主張をしないところにうまく付け込まれて、男子主導の恋愛に(最悪の場合には遊ばれるなんて事態に・・・!)陥りがち。

いっぽうで、彼氏のSNSやスマホの中身をチェックするFBI系女子は「詮索」、「やきもち」、「怒り」で愛を表現して彼を苦しめるのが常。ですが、これらを「不安」というニュアンスで伝えれば、「可愛いけれど、油断ならない彼女」として彼の手綱をしめて、恋の主導権をうまく握ることができるそうです。(犯人A子/ライター)

(ハウコレ編集部)

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