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アナタはどう?「片付けられない症候群」の人にありがちな特徴3つ

  • 2016.12.3
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部屋の中がいつもぐちゃぐちゃ。整理整頓・掃除が苦手で、片付けよう片付けようと思いながらも重い腰が上がらない……。

そんな片付けられない人にはどんな特徴があるのでしょうか?

今回は心理カウンセラーの筆者が、片付けられない症候群の方の代表的な特徴を3つご紹介。

少しでも心当たりのある方は、“片づけられない症候群”の傾向がないかチェックしてみてください。

 

■“片づけられない症候群”の人にありがちな特徴

(1)注意力が散漫

筆者が行ったカウンセリングで、自身で注意力が無いと自覚がある方の中の多くが、家や部屋が散らかっていて片付けられないと仰ります。

また加えてそのような方は注意力がないだけではなく、締め切りや時間に遅れやすい、忘れ物や失くしものをしやすいなど、往々にしてADHDを疑ってしまうような特徴を持っているのです。

一般にADHDの方は部屋の片付けが苦手ですので、これは当然のことといえますが、ADHDではないにせよ、部屋が散らかっていることへの弊害に気が付かないというのもやはり注意力がないといえるでしょう。

 

(2)何ごとも先延ばししてしまう

そのうちやればいいや……。そう思って、面倒なことや辛いこと、初めてのことなど、嫌なことは先延ばしをしたくなるのが私たち人間です。

成人の約20%が先延ばしの常習犯だと自分を認めているという調査結果もあります。

人は元来持っている生命を維持しようとする本能から、変化に抵抗して現状を保とうとします。なぜなら変化は危険なことが多いからです。

つまり新しい行動は良いこと、悪いことの区別なく、変化である限りはネガティブに捉えてしまい、その結果、物事を先延ばしにしてしまうという訳なのです。先延ばしにしてしまうのは人間の心理的なメカニズムはもはたらいているのですね。

性格的特性もあるにせよ、このような傾向が強く現れる人というのは先延ばし先延ばしで、片付けになかなか着手できず部屋を汚したままにしてしまうのです。

 

(3)浪費の癖がある

本当に必要な物なのか深く考えもせずとりあえず買ってしまう……。

ストレス解消に買い物をするという方もいるかもしれませんが、単に買うことが目的となってしまって無駄な浪費をする方は部屋を汚す原因を自ら作っているといえます。

というのも、買ってはみたものの使わない物というのは大概が乱雑に扱うので、簡単に放置をしてしまうからです。

また一方で、買ったことで満足をしているにも関わらず、いざ捨てようとすると何だか不安に感じてしまうのも浪費癖がある方の特徴です。

結果、物は増える一方。でもそれを捨てることができないから散らかる……という悪循環に陥ってしまい、汚部屋をつくってしまうことになるのです。

 

■片付けの秘策は?

部屋を片付けようとすると、つい完璧に片付けることをイメージしてしまい、それを逆算してみて時間がかかることが分かって面倒くさく感じてしまいます。

そうなると「後でいいや」となってしまう訳です。

それを防ぐためには完璧なゴールを設定せずに「これ位ならできる!」というゴールを設定することです。

まずはキッチン周り、ベッド周りだけ、など、作業を小分けにして面倒くささを取り除く。小さな一歩を踏み出すことでそれらを徐々に改善することができるでしょう。

【筆者略歴】

大間秀章・・・心理カウンセラー&コラムニスト。企業や大学を対象に専任カウンセラーとして従事する傍ら、執筆活動も行う。専門分野は人間関係、恋愛、キャリア、メンタルヘルス、人生論など。Twitter
【画像】

※ NinaMalyna / Shutterstock

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